だからWBCを見るのも、辛くもなんともないです。
WBCは、13年?前に転院先の閉鎖病棟に隔離されていたときに、イチローさんがタイムリー(ホームラン?)を打った際の歓声をきっかけに覚醒したという、思い出があります。
ワールドワイドなメジャーな世界と、都会の片隅の閉ざされた空間という対比が、鮮明な記憶として私に世の中を教えてくれています。
たった一人。一生私は一人なんだと絶望したのは、都立松沢病院に緊急搬送されて、手足を縛りつけられた真っ白な部屋でのこと。壁が迫ってくる妄想に取り憑かれて、泣き叫んだのを覚えています。
覚えているなんて、スゴいよな。
発症から入院中は辛かったはずですが、長編映画でも見ていたような、自分から遊離したような感覚があるんですよね。
自己防衛がなせる技なんだな。不思議だしスゴいよなー、脳って。
だからWBCを見るのも、辛くもなんともないです。
引き続き、私が応援すると負けてしまうので、流し見です。
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