彼を引き入れそのままバスタブに。暑い時でも冷えてはダメだ、男二人でも余裕な湯の海、高波が徐々に凪いでいくのをただ眺めた。まるで肩透かし喰らったように視線を合わせない彼。少しだけ尖った唇。上がったら今度こそコーヒーだ、彼の目が瞬き笑む。もう次に期待している。ああ、いいなその貌(了)
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