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2024年2月の記事一覧

『実践アクションリサーチ』をレゴ🄬シリアスプレイ🄬メソッドの文脈で読む(3)第2章 アクションの中で知る p.32~

『実践アクションリサーチ』をレゴ🄬シリアスプレイ🄬メソッドの文脈で読む(3)第2章 アクションの中で知る p.32~

 上記の『実践アクションリサーチ』の第2章は「アクションの中で知る」ことについて解説がなされている。

「アクションの中で知る」とは

 「アクションの中で知る」は、以下のようなプロセスの中で進む。
(1)外部から感し・内部での意識から経験する
(2)データを理解する(つながりが見えたとき洞察を得る)
(3)判断する(証拠の有無などから真偽を判断する)
(4)決定する(選択肢の中での優先順位、価値

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『実践アクションリサーチ』をレゴ🄬シリアスプレイ🄬メソッドの文脈で読む(2)第1章 アクションリサーチ入門 p.2~

『実践アクションリサーチ』をレゴ🄬シリアスプレイ🄬メソッドの文脈で読む(2)第1章 アクションリサーチ入門 p.2~

 このNoteで扱う『実践アクションリサーチ』の第1章では、アクションリサーチの全体像が紹介されている。全体像を描くために主に次の4つのことが扱われている。これからの概観を見てから、レゴ🄬シリアスプレイ🄬メソッドのとの関連について考えてみたい。
・アクションリサーチの特徴
・「〇人称研究」という切り口
・アクションリサーチ・サイクル
・アクションリサーチにおけるメタ学習

アクションリサーチの

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「好きなこと」をレゴ🄬シリアスプレイ🄬メソッドで活かす

「好きなこと」をレゴ🄬シリアスプレイ🄬メソッドで活かす

 何かが「好き」であることは大事である。「好き」だからこそ、それに向けた行動が起きて経験が積み上がり、それが成長のエンジンになる。

 逆に「嫌い」であると、行動が弱くなり、成長のエンジンも弱くなる。

 生きていくにはどうしてもしなければならないことは誰にでもある。
 瞬間に済ませられるものであれば、我慢すればよいかもしれない。
 もし、それが多くの時間を割かねばならない(例えば仕事とか、学校と

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レゴ🄬シリアスプレイ🄬メソッドとリフレクションカードの良い連動とは

レゴ🄬シリアスプレイ🄬メソッドとリフレクションカードの良い連動とは

 レゴ🄬シリアスプレイ🄬メソッドのファシリテーター仲間の勉強会で、リフレクションカードを使ったワークを体験した(大先輩ファシリテーターによるリードで私は参加者)。

 私もリフレクションカードのファシリテーター養成講座(ベーシック)を受講しているので、授業等で使ったりリードする側に立つことは多いが、参加者としての経験はそこまで多くない。

 今回は、最初にレゴ🄬シリアスプレイ🄬メソッドに沿

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語られるストーリーを生み出すためのレゴ🄬シリアスプレイ🄬というアプローチ

語られるストーリーを生み出すためのレゴ🄬シリアスプレイ🄬というアプローチ

 DIAMOND ハーバード・ビジネス・レビューの2024年2月号に「企業文化の変革はリーダーがストーリーを語ることから始まる」という論文が掲載されている。
 この論文は複数名で書かれているが、その筆頭著者は、戦略論の大家であるジェイ・B・バーニー教授である。

 バーニー教授は、組織の経営資源を評価し、競争優位性を構築する戦略を導き出すための「VRIOフレームワーク」を提唱したことでも知られてい

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