改めまして、双極性障害になりました（３）〜家族にカミングアウト〜

以前、診断名がまだ「うつ病」だった時。
親と兄にカミングアウトした時のことを書いたことがある。（「正月、家族に向けて無職の事業報告会を開く」）

ずっと隠していた「うつ病」「無職」「障害者手帳取得」という事実を伝えるのに、あんまり重苦しくもしたくないけど適当にもできない、ということでスライドショーを見せつけイラストに合わせて解説するプレゼン形式をとった。

そして今、うつ病から更に発展というか新たな医師にちゃんと発見してもらって「双極性障害」になり生活がガラリと変わっている。そろそろまた家族に報告せねばいかんなあ、とずっと思っていた。

で、やっぱりプレゼン式。
これから私は人生の曲がり角の度にこの方法で家族に報告していくことになるんだろうか……

以下、家族に見せつけたスライドショーの画像になります。
前回同様ipadを紙芝居風に持って、基本は書いてあることをそのまま読み上げるスタイルでした。心に東方力丸さんを飼うと家族に対しても恥ずかしくなく発表できます。

カミングアウトを身近な誰かにしていくことは私にとっては薬と同じくらい治療に関わってくるもの。病気のせいで誰か大切な人を傷付けたとして、まず謝るのはもちろん大切だけど理由を説明することも大事。
例えば恋人が大遅刻してきて、ただ「ごめん」としか言われないのと、謝罪とともにちゃんとした理由を説明してもらうのとでは怒りが和らぐレベルが全然違うのと一緒。え？　そもそも謝らない奴？　処刑に決まってんだろ。

とはいえ人それぞれ事情が違うと思うのでこれはカミングアウトを推奨する記事ではありません。あくまで私個人のやり方ということで参考になることが１ミクロンでもあれば幸いです。