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葬送のフリーレン(繋げられるか?)

葬送のフリーレンが面白い。
始めてそのアニメに触れたのは、少し前にやっていた金曜ロードショーを録画していたものを見たときだ。
番組を見始めると、ドラゴンクエストのような冒険者達が、魔王を倒して帰還したところから始まったので、全然興味が持てなかった。子供だましのアニメかなと思っていたが、話が進んでいくうちに前のめりになっていった。

そして、何話かを見ているなかで、サッカーの本質にも似た場面が出てくる。
フリーレンとアウラの戦いの話の中で、弟子のフェルンの言葉「ならフリーレン様が勝ちますね。あの人は魔族と正面から戦うような真似は絶対にしません。必ずアウラを欺いて殺します。」というものだ。

以前、僕のサッカーの師匠も同じようなことを言っていた。
「サッカーは、汚いスポーツ。」「私たちは攻撃しませんよと思わせておいて、攻撃するんや。」と。
そう、私は、サッカーについて相手を欺くスポーツと理解した。

フリーレンは、フリーレン自身の先生から最初に「逃げる、隠れる、不意打ちする。」と教えられている。
日本ではスポーツの在り方として、「正々堂々と戦う」という言葉が使われることがある。
フリーレンも幼いとき(見かけは変わらないが)は真正面から戦っていた。
しかし、世界の強豪国では、そんなことは思っていないと思う。

人は「くそみたいなおごりと自信」敗北していくのだ。

強さを誤認させれば、自分たちが優位に試合を進めることができるのだ。
卑怯で最低な戦い方に思われるかもしれないが、サッカーの世界では、勝ったチームのみが賞賛されることを忘れてはいけない。
真面目な日本人の最も苦手とするところかもしれない。

そして、先生は基本大切さを説いているのも印象深かった。
「強さを包み隠す」「基本をやる」これがキーワードだと思う。

フリーレンの魔力を見誤ったアウラは負けた。
つづく

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