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🇬🇧英国アンティーク博物館に行ってきた

2022年9月にオープンしたばかりの英国アンティーク博物館に行ってきました!

隈研吾さんがデザインした建築ということで話題になっています。

隈研吾さんがデザイン

とても素敵な建築ですが、各フロアの展示物も素敵でした。個人的に気に入ったところを少しだけ紹介します。

ジョージアン時代のハープ

くすんだ金色が美しい

音楽好きとしてはめちゃめちゃ惹かれました。
エラール社の創業者として知られるセバスチャン・エラールの工房で作られた可能性が高いそうです。エラール社はピアノメーカーとして有名なのですが、エラール社のピアノは今のピアノの交差弦とは違って平行弦なので、クリアな音色が特徴的です。多くの歴史的な作曲家がエラール社のピアノ所有していただけでなく、パリ音楽院でも使われていたので、多くの音楽家がエラール社のピアノの響きと共に多くの曲を残したことを考えるとエラール社の音楽界発展への貢献は計り知れません。
そんなエラールの技術が用いられたであろうこのハープはどんな音色がするんだろうと気になって調べてみたら、1音1音が立っていてクリアな音なだけでなく、現在使われているハープよりも音域が低かったです。

Tea Caddy

紅茶が大事にされてて可愛い

薬として扱われ、貴族階級の人が口にするような高価なものだった茶葉は、このような箱に入れて盗まれないように保管していたそうです。
なんと箱の中央部分には鍵も付けられています。可愛い…🗝

John broad wood & sons

装飾が素敵なピアノ

また楽器かよと思われそうですが、このピアノもすごく気になるポイントがいくつもあるので紹介します。
このピアノは王室御用達のピアノで、エラール社と同様、多くの歴史的な音楽家が所有していたそうです。
個人的に気になったポイントは4点あります。

  • 譜面台華奢!!!

  • ライトの代わりに蝋燭が立てられている。

  • 装飾が素敵!

  • 椅子がフカフカそう。

という4点です。
譜面台は薄くて軽い楽譜しか乗らないのでは?と思ってしまうほど華奢でした。全音ピースとかは立てられそう。🤭
蝋燭は、溶けた蝋が鍵盤に垂れてしまわないか?と気になりました。この蝋燭立ても華奢!
現在販売されているピアノではあまりないような、繊細で美しい装飾と、深い茶色が素敵でした。調べてみたら、John broad wood & sonsは装飾を細部にまでこだわり、楽器本体にはローズウッドやマホガニー、ウォールナットなどの高級木材を使用しているようです。うーん、木材に関してはよくわからん…でも、家具と並べても違和感がないような可愛らしいピアノですよね。もし家にあったら愛着が湧きまくりで手放せなさそうです。

以上、個人的に気になったものをご紹介してみました。所要時間は短めで、サクサクと魅力的な展示物を見ることができておすすめです!

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