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【お店の名前が変わります】ネーミングに失敗した理由

こんにちは、KiKiのまさたろうです。
いつも応援いただきありがとうございます。

僕たちのお店は2018年の立ち上げ以来
2年半『KiKi千住東の家』としてやってきました。

現状、この名前だと少し問題が出てきてしまい
新しい名前『KiKi北千住』として再出発いたします。

・なぜ名前を変えることになったのか?
・どこが問題だったのか?
その理由を以下に書かせていただきました。
ネーミングの参考にもなると思うのでぜひご覧ください。

理由1 検索されない

もともと「千住東の家」は自宅兼イベントスペースとして始まり
「住所+家」
とあまり考えずに名付けました。

この千住東というのがクセモノで
・知名度が低い
・なんと読むのかわからない(正しくは"せんじゅあずま")
・読めないゆえに覚えにくい
・北千住と似ていて覚えにくい

という問題があり
・北千住の家
・東千住の家
などと伝わり混乱を招いてしまいました。

その結果
・ウェブ上での表記がバラける
・千住東の家で検索してもヒットしにくい
・北千住×カフェ のような検索にもヒットしにくい
という現象が起きていました。

今回の変更で
・みなさんにきちんと覚えてもらえる
・ウェブ上で見つけやすい
・北千住を調べたときに見つけてもらいやすい
ということを目指しています。

理由2 場所のイメージがわかない

お店の立地は北千住駅が最寄りですが
千住東はひとつの住所でしかありません。

そのため
「千住東の家」と言われたときに
北千住に詳しい人でないと場所のイメージがわきません。

うちの店は足立区外から来ていただく人も多く
ウェブでは全国の人に見てもらうため
日本でもどのあたりにあるのかもわかりにくい
という状況にありました。

そのため
・駅の名前にする
・「の家」などのノイズを含まない
とすることで
東京の北千住にお店があるんだよということを
パッと伝えられることを意識しています。

また、僕たちがどこかのメディアに出たときなどに
北千住の名前の露出が増えることで
僕たちが好きな北千住のまちをおもしろそうと思ってもらったり
興味をもつ人が増えたら嬉しいという気持ちもあります。

理由3 店の機能がわかりにくい

さいごに「の家」という部分について

住居兼イベントスペースの時はよかったのですが
お店になったいま
お店としての機能がわかりにくくなっている
と感じていました。

またお店に来てくれた方からは
「おばあちゃんの家みたい」と言っていただくことも多いのですが
僕たちが表現したい世界は
おばあちゃんの家の復活ではなく

「今の私たちが心地よいと思える場所」
なので
お店づくりにも古民家のようなあたたかみだけでなく
現代的な要素も取り入れていきたいと思っています。

そのため、
・店らしさ
・家のイメージから少し脱却
ということで「の家」をとることにしました。

まとめ

ここまで読んでいただきありがとうございます。
まとめるとネーミングは
・覚えやすい名前にする
・読みにくい漢字を使わない
・知名度の低い地名を使わない
・場所のイメージが湧く名前にする
ということが大事だとわかりました。

また、名前を変えることで
・ホームページのURL
・SNSのID
・メールアドレス
・外部リンク先の情報
・名刺など紙媒体の情報

などをひとつひとつ変えて
整合性を取らなければならないので
思っていたより大変でした。

そうならないためにもネーミングは初めから
気をつけて慎重につけた方がよいです。
詳しい方からしたら基本かもしれませんが、
今回初めて店をやってみてとても勉強になりました。

なお今後お店としては
・内外装のリニューアル
・喫茶メニューの追加
・日用品取り扱いの追加
などをおこない、さらに場の魅力をあげていきたいと思っています。

新生『KiKi北千住』として
引き続きよろしくお願いいたします!

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