カンヌライオンズ2023 速報 - グランプリ for グッド、チタニウム部門
世界最大級のクリエイティブの祭典、カンヌライオンズ2023が開催されました。
このマガジンではカンヌライオンズの各部門のグランプリ受賞事例について、速報的にまとめていきます。
最終日となる5日目は
・フィルム
・グラス
・SDGs
・グランプリ for グッド
・チタニウム
の5部門の受賞事例が発表されました。
この記事では
・グランプリ for グッド
・チタニウム
のグランプリを簡単にまとめます。
Fondation Anne de Gaulle
「Anne de Gaulle」
グランプリ for グッド部門 グランプリ
Agency：Havas Paris
元フランス大統領のシャルル・ド・ゴールは、ダウン症だった娘アンヌ・ド・ゴールの死後、彼女を称えてアンヌ・ド・ゴール財団を設立した。
それから75年以上にわたり、知的障害を持つ人々への支援を行なってきたにもかかわらず、財団の認知度は低かった。
財団は、その存在と大義に対する認知度を高めるため、シャルル・ド・ゴール空港の協力を得て、国際障害者デーである昨年12月3日から1週間、同空港の名称を「アンヌ・ド・ゴール空港」に改名した。
それは空港の建物正面に新名称を大きく掲示したのをはじめに、空港内のサイネージ、手荷物を運ぶカート、機内アナウンス、周辺の道路標識、手荷物タグや航空券に記載するアルファベット3文字の空港コードにまで及んだ。
空港という非常にデリケートな環境で混乱や危険がないように、このキャンペーンは同空港の運営を手がけるADPグループも巻き込んで実施された。
この結果、200以上の記事が掲載され、5000万人にリーチし、100万ユーロ分のメディア露出を獲得した。
ツバル政府
「The First Digital Nation」
チタニウム部門 グランプリ
Agency：The Monkeys (part of Accenture Song)
チタニウム部門のグランプリは、ツバル政府による「The First Digital Nation」が受賞した。
これは、海面上昇により国土水没の危機にあるツバル政府による、世界初となる「デジタル国家」への移行計画である。
この事例についての詳細はこちらをご覧ください。
その他の部門
残りの
・フィルム
・グラス
・SDGs
のグランプリについてはこちらをご覧ください。
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