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学ぶ営み

この記事のタイトルの上に示した画像は
私の若かりし日の姿。
実は、あしたは、私の61回目の誕生日。

教師という「人を育てる」仕事を得て、
ここまでやってきましたが、
私自身は、私自身を学ぶ営みによって育てられたでしょうか。
静かに振り返ってみたいと思います。

ジャーナリストのむのたけじさんは、次のように言います。

学ぶ営みは、一人ではじめて、一人へもどっていく。
はじめた自分と、もどっていく自分とのあいだに、
たくさんの人が入れば入るほど、
学んだものは高くなり深くなる。

『詩集たいまつⅠ』

私には、ここまでたくさんの人との出会いがあり、多くのことをともに学ばせていただきました。
一人だけの学びの営みでは、
おそらく薄っぺらなものになっていたにちがいありません。
今、このむのさんの言葉をかみしめています。

子らについても、
学校での日々の授業において、
むのさんのように考えることができれば、
さらに授業は充実することでしょう。
指導者も、このことを意識しなければなりません。
教室でともに学んでいることの意味が、ここにあります。

教室にしっかりと根付かせていきたいものです。





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