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自分の気持ちを置き去りにしない『敏感すぎて傷つきやすいあなたへ(武田双雲/PHP研究所)』

いま『敏感すぎて傷つきやすいあなたへ(武田双雲/PHP研究所)』という本を読んでいます。

書道家として有名な武田双雲さんの本です。

この本を読むまではTVのイメージでしか知らなかったのですが、武田双雲さんって繊細なタイプの人間だったんですね。

饒舌で明るくて、いつも周りには人が溢れているタイプの人だと思っています。

本書は全6章形式になっています。

  1. 第一章 思い込みのネジをゆるめてみる

  2. 第二章 疲れない、いい人の進め

  3. 第三章 「心のメガネ」をかけてみる

  4. 第四章 他人の機嫌に振り回されすぎない

  5. 第五章 その場の空気と上手に付き合う

  6. 第六章 「悩ましいこと」の楽しみ方

いかがでしょうか?
どこか気になる章はありましたか?

ぼくは第二章の中にある

自分の気持ちを置きざりにしない

『敏感すぎて傷つきやすいあなたへ(武田双雲/PHP研究所)』P053

この部分が気になりました。

商売上手で知られる近江商人の考え方『三方よし』に言及している内容です。

  1. 自分よし

  2. 相手よし

  3. 世間よし

この考え方はビジネスをする上でとても大切です。
ですが、僕の場合は「自分よし」が欠落してしまうことが多いです。

例えば、
手弁当で仕事に応対する。
やりたくない仕事に対して、反論を一切せずにその場を不快な雰囲気にさせたくないから、仕事を受ける。

どちらも前向きではないため、無理をしているし、潜在的には「見返り」を求めているんですよね。だから、仕事相手や関係者に対しての態度が自然と、あたりが強くなってしまう。

そうなってしまうくらいなら、初めから自分が許容できる範囲を決めて線引きしておく必要があります。なんでもかんでも断ると、今度は仕事が進まなくなりますが、「〇〇ならできます(対応可能です)。」という言い方も本来できるはず。

誰かに自分を守ってもらおうとするのではなく、自分で「自分よし」の範囲をあらかじめ決めておく。

この本からの学びでした。

武田双雲さんって面白い方ですね。
今後も書籍などフォローしていこうと思います。

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