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誰でも書けるからこそ厄介。
書くことは誰にでもできるからこそ厄介だ。
掃除、洗濯、食べ物を食す。この行為を「すごいね」と褒めてくれる人はだれもいない。なぜなら誰でもできるからだ。こんなこと誰でもできんねん。
たとえば、赤ちゃんが二足歩行をするまでには約1年、言葉を話すまでには1年以上もかかる。反復と失敗を経てようやくできるようになるのに、なぜかこと「文章を書く」ということはクソを漏らすようにカンタンなことに思える。反復な
「シン・ドラえもん」にありそうなこと。
「シン」シリーズを考える。
これ。
このシリーズに「ドラえもん」が加わったらありがちな設定を考えてみる。
[0]ドラえもんの表記がちがう
ドラえもんは「ドラえもん」と書くが、シンシリーズでは「ドラエモン」という表記に変更される。
[1]のび太の将来問題がリアルに描かれる
のび太、42歳。ドラえもんは未来に帰り、のび太は仕事に追われるブラック企業勤め。絶望的な表情。
[2]タケコプターが人
せせりはポン酢で食べる。
札幌の歓楽街すすきのに、とある焼き鳥屋さんがある。
細い路地裏にひっそりとたたずんでおり、店内はカウンター席だけ。よくしゃべる70歳超えのじーさんとその奥さまが2人で切り盛りしており、じーさん店主はお客さんから「マスター」と呼ばれている。お店はもう40年以上になるはずだ。
店の名前を仮に「鳥まる」としよう。
いまから10年前の私は、しょっちゅう「鳥まる」に行った。すすきのの路地裏にあるカウン
時間が自分だけのためにあるうちに。
お気に入りのYouTubeをみて、10年前も聴いてたノリノリの音楽を聴いて、スポーツもせず、ただ白米を食べ、何かを見てケタケタ笑って、気分転換にちょっと外に出て空気の入れ替え。
パンを買いにパン屋に行った。なんだか。
水戸黄門と相撲を毎日見て、時間になったら念仏唱えて20時には寝ていたひいばあちゃんを思い出す。
怖くなる。
10年前のだれかのミュージックビデオを見て、うわ、この人もこの10
散歩中の犬のおしっこに水をかけて何かを中和しようとする飼い主たち。
外を歩いていると犬の散歩をしている女の人がいた。連れていた犬はチワワとかそういうクソみたいな可愛いやつ。そのチワワみたいな犬が私の目の前でおしっこをした。オスだったのか知らないがおしっこは一瞬で終わった。飼い主の女の人が手に持っていたペットボトルのフタをあけ、犬のおしっこに水を「ぴしゃーっ」とかけた。ぴしゃーとやって、そそくさとすまし顔で散歩を続けていた。
はて。
いつから犬のおしっこに水をか
おれ的北海道あるある。
「雪虫が出てくると数週間後に雪が降る」と小さなころに教えられたが、最近はそんなことない。そんなことはないものの、雪虫が出てくると秋と冬を感じる。
「押ささる」「書かさる」などの「さる」のニュアンスを他にどう表現すればいいのかわからない。
同様に「いずい」のニュアンスも伝えられない。「しっくりこない」ともちがうし「むずむず」するとも違う気がしている。
北海道産小麦使用、北海道産昆布、北海道産牛
レベルアップのサイン。
「飽きる」とか「辞めたくなる」という感覚を抱くことは、私たちの成長を示すサインだ。
たとえば子どものころ、私はサッカーに夢中だった。練習に精を出し、日本代表の試合は欠かさず観ていた。応援に熱が入り、勝敗に一喜一憂するちびっこ。しかし、大人になってからは。サッカーを見ること自体に興奮を感じなくなった。だからいまはサッカーをほとんど見ない。
一見すると、それは「飽きた」と表現される。
思うに、こ
水がまっすぐ落ちている。
今日は時間がないので自由律俳句でお茶を濁そうと思う。長い文章を作るには少ししっかり考えなければならないが、自由律俳句なら無思考でいける。
「海の匂いがするのに森林」
「未来から来た人はいないけど過去からならいる」
「100円の水が透明だ」
「センスとアートのメッキがはがれている」
「コーヒーを飲みたいのにお湯がない」
「時間単価で考え出したら大人」
「ゴルフ中継を見られない30代」
自分憲法を守り続ける人たち。
いわゆる「自分憲法」というものをもっている。
憲法といっても、国の話ではなく、自分のルールのことだ。大人になると、どうやらみんなそれぞれに「自分なりの憲法」をもっていて、それに従って生きているらしい。私も例外ではないのだが、これまでに何度も「改憲」を繰り返してきた。
若いころ、私はかなり厳格な憲法を制定していた。第一条は「一日8時間勉強すること」。この条文は、大学入試の時期に思い浮かび、試験終
短歌「ジュピター、時計を見つめる時間すら無駄です」。
ホーキング 枕元にて 読み始め
三行目でも 夢に落ちない
四次元を 図解するのは 難しく
座標軸が やたらと足らない
言葉さえ 武器になるなら 辞書を取る
どのページにも 弾薬は満ち
海の底 銀の光が 揺れながら
男たちの夢 漂うように
雪解けて 川のせせらぎ 長良川
氷の記憶 水面に残る
電線に 雲かかりゆく 遠くまで
山と海とが 手を取り合いて
笑顔見て その裏にある 孤独知る
言