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子育て中でもできる!一級建築士に合格するための方法3選

資格取得したいけれど「育児中はとても無理……」と思っていませんか。
実は勉強方法を工夫すれば、子育て時期でも一級建築士に合格できます。
私の合格体験を踏まえて記事にしましたので、「私もできるかも!」と思っていただけると嬉しいです。


1.予備校に通い、効率よく

建築士資格の取得には、予備校が必須と聞いたことはありませんか。
それには費用も時間も必要なことから、ハードルが高く感じるのではないでしょうか。

ですが時間確保が難しいからこそ、費用をかけて予備校に通うことが最短ルートなんです。
私自身も予備校を活用したことで、育児中でもスムーズに合格できました。
それでは、予備校受講のメリットを具体的に見てみましょう。

①学習ペースがつかみやすい

予備校では長期の学習計画が組まれています。
自分でペース配分を考えなくてよいのは、大きなメリットですね。

②実力が把握しやすい

学科試験では科目ごと、総合点それぞれのボーダー得点があり、いずれもクリアすることが必須です。
そのため、各科目をまんべんなく理解しなければいけませんが、予備校なら偏らずに学習できます。

また問題を解く機会が多くなるため、どのくらいの実力がついているのか把握しやすくなります。それには、出された課題をなるべくやり切ることが大切です。

③傾向や対策が得やすい

一級建築士の試験では、毎年の傾向や対策情報を知り、効率よく勉強するのが合格への近道です。
とはいえ自分で分析・対策するのは、子育て中でなくても大変なこと!
無駄なく対策するためには、傾向を十分に分析している予備校を選び、準備された対策を活用しましょう。

最近では、大手を含めオンライン受講も可能な予備校が増えています。
ご自身にあった予備校を探すために、実際に見学してみるのもおすすめです。

2.朝時間・すきま時間を活用する

勉強時間を確保するために、一日のタイムスケジュールを把握しましょう。空き時間がないと思った方、時間の使い方を見直すチャンスです。

①朝時間

忙しい子育て時期こそ、家族が起き出す前の時間を使いましょう。
朝の方が頭もすっきりしていて、勉強も捗ります。

私の場合は予備校での学習以外に、毎日2〜3時間の宿題タイムを確保。
しっかり睡眠をとると決め、夜は子どもとともに就寝し早起きしていました。慣れてしまえば早起きもできるようになります。

②すきま時間

日々の時間を見直すと、意外とすきま時間があります。
昼休みや移動時間などもそのひとつ。
どの時間に何問解くなど、ルーティンを決めておきましょう。
私は昼休みに5問、車を停めた駐車場で5問と決めていました。

また残業を減らす工夫をし、子どものお迎えまでにカフェで週に1〜2回、1時間程度の勉強をしました。
待ち合わせの際の待ち時間にも問題が解けますね。

このような毎日の積み重ねが大きな成果につながります。

3.確保できる時間に合わせ、勉強方法を工夫

一次試験の学科、二次試験の製図では、試験内容が大きく異なります。試験別に、時間に合わせた勉強方法を考えてみましょう。

二次試験対策は、一次試験後すぐのスタートで間に合うと言われています。
また一次試験に合格すれば学科試験免除されるため、まずは一次試験に集中しましょう。

①一次試験の勉強方法

いつどんな勉強をするか、ある程度決めるのがおすすめです。
例えば、朝時間は苦手な科目に集中する、移動時間は教科書に目を通す、すきま時間は問題を解くなどです。

また机に座って集中したい勉強、外出中にできる勉強などを把握しておくとよいです。
急に時間が空いたときのために、勉強アイテムを持ち歩くことも忘れずに。
予備校の出している用語集アプリも便利です。

②二次試験の勉強方法

本番は6時間半通しての試験です。
そのため、一次試験よりまとまった勉強時間が必要です。

私の経験談ですが、学科対策のために通っていた予備校から「製図対策は、9~21時まで週1回通うようにしたほうがよい」と言われ、さすがにあきらめようかと悩みました。 

そんなとき出会った他の予備校が、製図試験に特化している学校でした。図面添削サービスのある通信制だったので、自宅での勉強が可能になりました。
また、他の受講生の図面添削を閲覧でき、すきま時間で勉強できる点も私に合っていました。

試験のような通しでの練習は休日に限定し、平日は朝時間を使い、問題文を読み解く練習、プランの練習、製図を描く練習に分けて学習しました。
おかげで勉強に向かうハードルが下がり、苦手な部分を反復できたのでむしろ効果的でした。

4.まとめ

資格取得には時間も体力もたくさん使います。
家族や自分の笑顔を大切にし、くれぐれも一人で頑張りすぎず、疲れているときはしっかり休みましょう。
便利なサービスや家電を利用して、家事負担を減らす工夫もしてみてくださいね。