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Star Wars Galactic Magazine

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遠い昔、遥か彼方の銀河系で... #スターウォーズ #StarWars
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#映画

ダース・ベイダーのデザインと伊達政宗の鎧兜

たぶん無関係です!X(旧Twitter)などSNSで「ダースベイダー 伊達政宗」と検索すると「ダース・ベイダーのモデルは伊達政宗の鎧」という情報が沢山出てきます。(noteにもそう紹介している記事がありますね。) 結論から述べるとこのトリビアは誤情報である可能性が非常に高いです。 その理由となぜこのような説が流布されたのかを分析してみました。 ダース・ベイダーのデザインの変遷最初にダース・ベイダーがどのようにデザインされたかを辿ります。 1974年、コンセプトアーティス

スターウォーズ 帝国の逆襲AT-ATジオラマキット紹介!

何年か前にブックオフで発見! 氷の惑星ホスに建造した秘密基地「エコーベース」は何度か投稿をさせてもらっていますが、このキットは帝国軍の歩行兵器AT-ATとの激戦を描いたジオラマキットです^_^ 今回は作例では無く「ジオラマキット」の紹介です。製作は改めて投稿します! 実は購入後、手を付けたはいいものの(>_<)仕事が忙しい時期と気分も乗らず何年も放置していたキットです。 砲台やスノースピーダー3機、Xウィング1機、帝国軍?の歩行兵器1機。下塗りだけ施してます。 小さな

スターウォーズ 帝国の逆襲 ジオラマキット

アメリカの模型メーカーMPC社のジオラマキットの紹介をします。 MPC社は、モデル.プロダクツ.コーポレーションの頭文字で、アメリカの老舗プラモデルメーカーです。 箱の絵も時代を感じ楽しい! キットの全体!白いペラペラのプラ版に雪の凸凹が表現されています。 スノースピーダーは映画では雪の格納庫ですが、四角い凸で表現され、それぞれの区画に停車?しています。 スノースピーダーの大きさは、これ位です! Xウィングも!人が小さい! それぞれのビーグルは、マークの色を変えてい

スターウォーズのオープニング・スクロールテキストのエフェクト

オリジナルのスター・ウォーズのオープニング・クロールはこうして撮影された。 (編集ソフトのエフェクトでもできるのだろうけれど、わざわざ斜めから撮影していたのか。この距離で撮影するとレンズから遠い文字の小さい方は微妙にピントがずれるので、独特の味が出るね。)

大地が広がり星が流れた。ジョン・ウィリアムズに導かれた音楽の時間

不穏な風、雄大な大地、広がる宇宙、魔法のキラキラ。ジョン・ウィリアムズの指揮による演奏を聴きながら、わたしの中にいくつもの情景が浮かびあがった。 人生初めてのオーケストラコンサート 「映画音楽」という言葉を知ったのは、ジョン・ウィリアムズさんの曲がきっかけだ。  『E.T.』も『スター・ウォーズ』も『ハリー・ポッター』も『ホーム・アローン』も『シンドラーのリスト』も! 子どもの頃に私が出会った作品の多くの音楽にウィリアムズさんは関わっていた。聴くと力がみなぎる。空も飛べそ

【スターウォーズシリーズの救世主】君たちは銀河の子連れ狼を視聴したか【マンダロリアン】

※こちらは某所にて公開した文章を加筆、修正したものを再掲しています 視聴するまでスターウォーズシリーズって、皆さんどんなイメージ持っていますか? ・昔からあるSF映画 ・一見さんお断り ・そもそもどれから見ていいか分からない ・全シリーズ見ないとさっぱり分かんないよね? …などなどあるかと思います。 まぁこれ、私がマーベル作品に抱いている印象と全く同じなんですけどーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!! さて(おそらく)上記のような印象をお持ちの方、少なからずいらっしゃ

『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』の評価を整理して、心の平穏を得ましょう

シリーズ40年目にして投下された、超特大の爆弾映画。 肯定派・否定派に分かれ物議をかもした本作について振り返り、安眠できるようにしたいと思います。 (※2018/2/20に執筆したブログ記事の転載です) 【※I've got a bad feeling about this! (ものすごく長文なので注意!)】 『最後のジェダイ』という爆弾スター・ウォーズは、その長い歴史の中で物議を醸す『地雷』のようなトピックを多く抱えており、ファン同士の論争を何度も経験してきたシリー

久しぶりにスターウォーズをイッキ見した感想

今年の4月頃、Disney+に入ってスターウォーズを1から9までイッキ見(1〜6は視聴済み。)したので感想を一言ずつ。 エピソード1 殺陣かっこよすぎ!こういう展開大好き! エピソード2 パドメえぇ!何やってんだお前えええぇ!! ファンから色々言われてるみたいだけど自分は結構好きな回。 エピソード3 最高。かすかな希望を残したバットエンド大好きワイ、大歓喜。 エピソード4 ここから映像は一回り古くなるけどやっぱり面白い。そりゃ社会現象にもなりますわ。 エピソード5 父親カミ

【コラム】これはヤバい!語彙力を失うほどの興奮が待ち受ける『スター・ウォーズ:バッド・バッチ』

映画「スター・ウォーズ」シリーズは、これまで「旧3部作」、「新3部作」、「続3部作」、「スピンオフ2作」の計11作品が製作されてきた。それ以外にも「旧3部作」から「続3部作」を繋ぐTVドラマ『マンダロリアン』が製作されるなど、そのユニバースはさらなる拡がりを見せている。 実写だけではなく、「新3部作」で描かれた「クローン戦争」の真実が綴られた『スター・ウォーズ/クローン・ウォーズ』や帝国軍に反旗を翻す反乱軍が誕生する以前の反乱分子の姿を描いた『スター・ウォーズ 反乱者たち』と

『スター・ウォーズ スカイウォーカーの夜明け』は、SW信者にとって「踏み絵」かもしれない

新三部作の完結編は、スター・ウォーズで育った僕らに、現実を突きつけてくる。 今こそ、シリーズへの信仰を試される分水嶺。心して観ましょう。 前作までの記事 【※I've got a bad feeling about this! 】 (ネタバレ注意!) はじめに 虚しい。 『スカイウォーカーの夜明け(以下ROS)』を観た直後、そう思いました。 悲しい。 賛否両論が渦巻く、ネットの世論を見て思いました。 色んな意味で特大級の爆弾であった『最後のジェダイ』から、は

【Memory of Movies】第4章 「スター・ウォーズ」‘‘フォースと共に’’過ごしてきた映画ライフ

子供の頃から洋画の虜になってきたのだが、「スター・ウォーズ」に関してはハマるのが遅かった。 私は1992年生まれのため、ちょうど「スター・ウォーズ」シリーズの新作公開がなかった時期に幼少期を過ごした。「新3部作」が始まったのが1999年当時7歳の時だったため、私にとってはそこまで強く惹かれるものではなかった。しかしながら、『スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス』公開と同時にグッズやおもちゃが大量に発売されたため、ダース・ベイダーやR2-D2といったキャラクターた

スターウォーズと私

スターウォーズの最初に公開された1977年からいつの間にか半世紀近くが過ぎました。今では世界中でスターウォーズを知らない人は居ないと言っても過言ではありません。また近々映画の最新作も公開される様です。  実は私とスターウォーズの繋がりはかなり古く、最初の「エピソード4 新たなる希望」まで遡ります。 当時の私はまだ高校2年生でした。 最初の出会いは「アメリカで興行記録を次々に塗り替えている凄いSF映画が流行っている」という噂でした。 それが「スターウォーズ」の第一作。 その

『スター・ウォーズ』の世界に迷い込んだ話

⏳この記事は約3,200文字です⏳ 先日、『スター・ウォーズ』のVHSがオークションに出るというニュースを見ました。 なぜ、出だしにこのニュースから始まるかは、この記事の最後までお付き合いいただけるとわかります笑 そして、いよいよ公開日が発表になりましたね。 『オビ=ワン・ケノービ』。 まだ3ヶ月先ですが待ちきれません。 ということで、改めて『スターウォーズ』(以下、SW)と私のつきあいを記事にしてみました。 自分への備忘録でもあるので、面白さを期待されずに、お

映画と精神医学(1): スターウォーズ

皆様、こんにちは、鹿冶梟介(かやほうすけ)です。 今回は精神医学に関する新シリーズ、「映画と精神医学」を紹介いたします。 実は映画の中には「精神医学」に関連した作品は数多く存在します。 例えば、精神疾患そのものを題材にした映画や、登場人物の言動が精神疾患をモデルにしている映画などがありますし、映画の俳優・女優が、実際にメンタルヘルスの問題を抱えてる場合もあります。 そして本シリーズ最初のテーマは「スターウォーズ」です。 最初から、「え!?スターウォーズって、精神疾患