時間旅行者りゅうさん

1961年生まれ。千葉県在住。 映画鑑賞2000本以上。タイムトラベル映画300本以上…

時間旅行者りゅうさん

1961年生まれ。千葉県在住。 映画鑑賞2000本以上。タイムトラベル映画300本以上。自称世界一タイムトラベル映画を知る男。 FILMARKS(ryusan@cryptocinema)でも映画レビュー沢山書いてますので宜しくお願いします。

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  • 映画統計学

    一般には感覚的な評価が与えられる映画を数値化して科学的、統計的に解釈しようと試みたブログ記事を集めました。

  • タイムトラベル映画入門

    これまでタイムトラベル映画を300本以上観てきたりゅうさんがタイムトラベル映画の蘊蓄を語るサイトです。

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タイムトラベル映画を分類してみた

タイムトラベル映画大好きのりゅうさんです。 こちらのサイトでは、これまで300本以上のタイムトラベル映画を観てきたりゅうさんが勝手気ままに蘊蓄を語ります。 一口にタイムトラベル映画と言っても、ジャンルや過去に行くか未来に行くかループするかなど実に様々です。 これまでタイムトラベル映画を分類する方法はなかなかありませんでした そこで、タイムトラベル映画を作品中の時間移動方向で整理してみるとスッキリ9つに分類出来ました。 それぞれ主な代表作は以下の通りです。 カテゴリー1

    • 【脳科学と映画】その18 心的外傷後ストレス障害

      タイムトラベル映画大好きのりゅうさんです。 「脳科学と映画」シリーズ。今日は「心的外傷後ストレス障害(PTSD)」についてお話します。 PTSDは、戦争、自然災害、重大な事故、暴力被害など、生命を脅かすような出来事やトラウマを経験したことが引き金となる精神疾患です。 PTSDの主な症状には、フラッシュバック(過去の出来事が蘇ること)、悪夢、過剰な警戒心、怒りの爆発、孤立感などがあります。 脳科学的解釈では、PTSDでは主に以下の三つの脳の領域が関与しています。 扁桃

      • 【脳科学と映画】その17 妄想癖

        タイムトラベル映画大好きのりゅうさんです。 「脳科学と映画」シリーズ。今回のテーマは「妄想癖」または専門用語で「妄想性障害」について深掘りします。 「妄想癖」とは、現実とは異なる固定的な信念を持ち続ける精神的な状態を指します。この症状を持つ人は、証拠がない、あるいは事実とはまったく反対であるにも関わらず、自分の考えに強く固執してしまいます。 妄想の内容も色々で、 迫害妄想:他人から嫌がらせをされている、危害を加えられると思い込む。 微小妄想:自己の価値や能力を低いと確信

        • 【脳科学と映画】その16 不眠症

          タイムトラベル映画大好きのりゅうさんです。 「脳科学と映画」シリーズ。今回のテーマは「睡眠障害」あるいは「不眠症」について深掘りします。 誰でも眠れない夜というのはあるものですが、それが長期的に持続すると、正常な身体、精神、生命、社会活動を妨げるほど深刻な問題となります。 「不眠症」になると、長期間にわたり疲労感、注意力の減少、不快感といった症状が現れます。また、「不眠症」は、しばしば鬱の進行につながる懸念もあります。 「不眠症」は大きく、「入眠が困難なケース」と、「

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        記事

          【脳科学と映画】その15 うつ病

          タイムトラベル映画大好きのりゅうさんです。 「脳科学と映画」シリーズ。今回は「うつ病」にスポットを当ててみたいと思います。 うつ病(大うつ病性障害) うつ病は、悲しみや無気力、興味や喜びの喪失が2週間以上続くのが特徴です。脳科学によると、この状態は脳内のセロトニン、ノルアドレナリン、ドーパミンといった神経伝達物質の低下が関与していると考えられています。これらの伝達物質は、気分や感情を調節する重要な役割を果たしています。 また、脳の画像診断技術を用いた研究では、うつ病患

          【脳科学と映画】その15 うつ病

          【脳科学と映画】その14 サイコパス

          タイムトラベル映画大好きのりゅうさんです。 「脳科学と映画」シリーズ。今回のテーマは「サイコパス」です。 「サイコパス」(または反社会性人格障害)は、感情の欠如、他人への共感不足、道徳観念の低さを特徴とする人格障害です。 「サイコパス」の人々はしばしば魅力的で知的な外見を持ち、表面的には社会で成功している人に見えることがあります。しかし、これらの特性はしばしば他者を利用するTakerや詐欺師的な側面の表れでもあります。 脳科学的には、「サイコパス」の人々は特に意思決定

          【脳科学と映画】その14 サイコパス

          【脳科学と映画】その13 摂食障害

          タイムトラベル映画大好きのりゅうさんです。 「脳科学と映画」シリーズ。本日のテーマは「摂食障害」です。 「摂食障害」でよく知られているのは、「過食症」と「拒食症」でしょう。これらの障害は、重大な健康問題を引き起こし、生命の維持にも関係することがあります。 一般に「過食症」は極端に太った人という印象がありますが、過食発作に続いて、嘔吐、断食、過度の運動などの代償行為を伴うため、必ずしも肥満と言う訳ではありません。医学的には代償行為をともなう過食を「神経性大食症」、代償を伴

          【脳科学と映画】その13 摂食障害

          【脳科学と映画】その12 アスペルガー症候群

          タイムトラベル映画大好きりゅうさんです。 脳科学と映画シリーズ。今回のテーマは「アスペルガー症候群」について語ります。 最新の医学では「アスペルガー症候群」は「広汎性発達障害」または「自閉スペクトラム症(ASD)」など発達障害の一部として分類されています。 名前の由来は、ハンス・アスペルガーによって1940年代に初めて報告されたためです。 「アスペルガー症候群」の人々はしばしば、非言語的コミュニケーション、例えば、ジェスチャーや表情、目の動きを理解するのに苦労します。

          【脳科学と映画】その12 アスペルガー症候群

          【脳科学と映画】その11 依存症

          タイムトラベル映画大好きのりゅうさんです。 脳科学と映画シリーズ。今回のテーマは『依存症』です。 『依存症』というのは、ある物質や行動に対して、肉体的、精神的に止めたくても止められない、あるいは止めたくもない、むしろもっともっとそれが欲しいという症状を指します。 ある程度の欲求は「好み」「趣味」のレベルで済みますが、その状態が一般生活においても、社会的にも問題となる状態が『依存症』です。 『依存症』には多様な種類があります。以下に『依存症』の主要な種類を紹介します。

          【脳科学と映画】その11 依存症

          【脳科学と映画】その10 多重人格

          タイムトラベル映画大好きのりゅうさんです。 脳科学と映画シリーズ。今日のテーマは「多重人格」です。 「多重人格」は脳科学的には「解離性同一性障害」(Dissociative Identity Disorder : DID)と呼ばれています。 解離性同一性障害は、一人が二つ以上の異なる人格を持つ精神障害です。この障害は、極度のストレスや外傷的な出来事を背景にしていることが多く、特に幼少期のトラウマに関連していることが多いようです。 「解離性同一性障害」の主な特徴にはいか

          【脳科学と映画】その10 多重人格

          【脳科学と映画】その9 植物人間

          タイムトラベル映画大好きのりゅうさんです。 脳科学と映画シリーズ。本日のお題は『植物人間』です。 人間にとって最も恐ろしいもの、その一つが『死』ではないでしょうか。 どんな金持ちでも、権力者でも、天才でも『死』からは逃れられません。 生命にはもともと『生存欲求』というものがあって、それが『死』をいたずらに怖れさせるのでしょう。 但し最近は、死は病気で、だから治せるという説もあり、科学の進歩で老化のメカニズムを解明できれば人が死を克服する日も来るかもしれません。 ところ

          【脳科学と映画】その9 植物人間

          【脳科学と映画】その8 失語症

          タイムトラベル映画大好きのりゅうさんです。 脳科学と映画シリーズ。今回のお題は「失語症」または「言語障害」です。 しゃべりたくてもしゃべれない。 こんなにもどかし事はありません。 一言で「失語症」「言語障害」といっても、原因や症状によって以下のように細かく分かれています。 ・ブローカー失語 ・ウェルニケ失語 ・超皮質性運動失語 ・超皮質性感覚失語 ・伝導失語 ・吃音 脳科学的にみると言葉は脳の「ブローカー野」と「ウェルニケ野」の二つの部分で処理されています。 ちなみ

          【脳科学と映画】その8 失語症

          【脳科学と映画】その7 味覚

          タイムトラベル映画大好きのりゅうさんです。 脳科学と映画シリーズ。本日のテーマは「味覚」です。 味覚は五味と言って、「塩気」、「甘み」、「酸味」、「苦み」、「うま味」の5つに分類されていています。 「ちょっと待って、「辛み」が入ってないじゃない」と思ったあなた。 残念でした。脳科学的には「辛み」は「痛み」に分類されていて味覚ではないのです。つまり火傷のようなものです。 面白いですね。 それでも辛いもの好きには「苦み」が味なのに、「辛み」が味ではないとは納得いかないかも

          【脳科学と映画】その7 味覚

          【脳科学と映画】その6 恐怖症

          タイムトラベル映画大好きのりゅうさんです。 脳科学と映画シリーズ。今回のお題は「恐怖症」です。 ある特定の物や事に人一番恐怖を感じる人を「恐怖症」と呼びます。 誰でも好き嫌いはありますが、単なる嫌いを超えてパニックを起こしたり何出来なくなる病的症状を示す場合に使われます。 英語では恐怖対象の違いで「○○phobia」と呼ばれており、 高所恐怖症:  Acrophobia 閉所恐怖症:  Claustrophobia 男性恐怖症:  Androphobia 虫恐怖

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          【脳科学と映画】その5 夢

          タイムトラベル映画大好きのりゅうさんです。 脳科学と映画シリーズ。本日のお題は「夢」です。 人はたいてい寝てる間に夢を見ます。 睡眠というのも考えてみると不思議なものです。 毎日必ず夜が来れば人は寝ます。 なんと人は眠らないと人は死んでしまうそうです。 拷問の一つにもなっているくらいです。 睡眠には「レム睡眠」と「ノンレム睡眠」があります。 「レム」とはRapid Eye Movementの略で、寝てる間にも目玉が動いているかどうかという事です。 だから目玉の動かない「

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          【脳科学と映画】その4 前向性健忘症

          タイムトラベル映画大好きのりゅうさんです。 脳科学と映画シリーズ。今回のお題は「前向性健忘症」です。 ちょっと聞きなれない言葉かもしれませんが、映画やテレビドラマでも良く題材になる「記憶が一日とか数日しか続かない」症状の事です。 何かをずっと覚えているには、脳のワーキングメモリーに記録された「短期記憶」が海馬を通して「長期記憶」に移行する必要があります。 つまり脳科学的に見ると、「長期記憶」が蓄積されない人という事になります。 この移行過程は人が眠る時、特に「レム睡

          【脳科学と映画】その4 前向性健忘症