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気候崩壊の避けられない真実

本日ご紹介する本はデイビッド・ウォレス・ウェルズさんの書かれた地球に住めなくなる日という本です。

この本はニューヨークタイムズ紙ベストセラー第1位に選ばれた本で、知られざる戦慄の未来を教えてくれます。

みなさんの記憶にも新しい令和2年7月豪雨
最近毎年のように、災害が続くなと感じている方も多いと思います。
でもこれって、温室効果ガスが影響していたって知ってますか?
つまり、自然災害ではなく人災なんです。
それでは、本の内容紹介に入ります

1.いま何が起きているのか

みなさんは地球上で、過去に大量絶滅が5度起きていることをご存知ですか?
そのたびに動物の顔ぶれが入れ替わり、進化が完全にリセットされています
しかも恐竜の絶滅を除いて、その大量絶滅全て温室効果ガスが引き起こした、気候変動が関わっているそうです。

そして一番温暖化がひどかったのは、2億5200万年前の三畳紀で、地球の温度は5℃も上昇し、本の一握りの生物を残して絶滅したそうです。
それでは、私たちはどうなのか?
すごく驚いたのですが、大量絶滅時の10倍の勢いで二酸化炭素を出しているそうです。
このままの勢いでいくと、私たちは2100年までに平均気温が4℃上昇する未来に向かって突進しているそうです。

2 最悪のシナリオ

京都議定書が採択された1997年の頃、地球の温度が2℃上昇すると大都市の洪水、ハリケーン、熱波等深刻な事態になると考えられていたそうです

そして、京都議定書から20年以上経った今でもこの時の目標は達成されずいます。
先進国全てが達成できていない状況で、ジェノサイド(自然災害が通常になり、悪天候となること)を避けられない状況にあります。

3気温が2℃上昇すると何が起こるか?

マイアミ、ダッカだけでなく香港、上海などの100都市が水に浸かってしまうそうです。
その分かれ目は上昇幅2℃らしいが、今二酸化炭素の増加を直ちに止めても今世紀末には、平均気温が2℃高くなる見込みらしいです。

地球には以前も温暖な時代があり、それを調べるに地質調査をするのが最適で、その研究では、今の気象モデルは温暖化を過小評価していると示唆んしています。

つまり、パリ協定の目標を達成しても上昇幅は4℃になってしまうといことです。
そうなると、地球が生命のすめない星になりかねないそうです。

では気温が上昇すると実際どのようなことになってしまうのか?
そこがみなさんの一番の疑問ですよね
例えば2℃上昇で
4億人の水不足、赤道付近の都市は居住に適さなくなる、北半球でも夏の熱波で死者がでる等
これでも最良のシナリオらしいです。
それでは3℃上昇なら
森林火災、旱魃の発生等
4℃上昇すると
デング熱感染者がラテンアメリカだけで800万人、食料危機等
が起こるそうです。
僕たちは、ちょっと暑くなるだけと考えていますが、それだけでは済まない事実をここで叩きつけられました。

4 まとめ

私たちは地球温暖化は少し地球が暖かくなるだけだと思っていましたが、それだけではすまないことがわかりました。


地球の気温が上がることで、災害がふえたり、氷が溶け未知のウイルスが発生しています。
みなさんは炭疽菌で死亡した少年のことをご存知でしょうか?
僕たちはどんどん地球を住めない星していき、人類滅亡へのカウントダウンが始まっていると思います。

自分の今の幸せを考えることを辞めることはできないと思いますが、少しでも長く自分たちの子供がこの住みやすい地球で生活できるように地球のことを考えてみようと思います。

ではまた!






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