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空気を売れないヤツに起業は出来ない

といっても袋に空気を詰めて売るという話ではない。

よく「空気をよめ」と言われる方の空気だ。
つまり雰囲気だったり、環境であったり、集まる人であったり。

人間を正しく評価するのは難しいものだ。

これは素人に限らない。あのソフトバンク孫正義さえ10分の訪問だけで、「豪華なレンタルオフィス」でしかない「WeWork」に1兆7000億円を投資決定したのだ。

そして見事に倒産をしたのだ。

孫氏ほどの大物投資家でも、美しいオフィス、起業家の集まる熱量
その「場の空気」に流されて1兆7000億円を渡してしまうのだ。
中身のない賃貸事務所業に。

つまり、「空気」を売るのだ。空気で相手を圧倒しろ!流してしまえ!
勢い契約させろ!空気を売れないやつは何も売れない!

個別の商品もそれは「空気」をまとっているものだ。
バックストーリーもあるだろう。見た目も空気だ。
味は同じなのに、野菜はかたちで値段が変わる!
飽食時代のバカバカしい話だ。

客は「空気」に金を払う。この事は良く覚えておこう。

「そんな詐欺みたいなこと私は出来ません!」

実に正しい。あなたのご両親はまっとうな教育で育てたのだろう。

だが(やるか、やらないかは別として)金の奪い合いである
ビジネスは薄汚く、このような詐欺的な実体は覚えておこう。

ほら、起業を目指すキミがいま通っている「スタートアッププログラム」
大きな会場で内輪で「ピッチ大会」をしてないか?
金を産んでもない自慰行為をみんなで見せ合うなんてまるで宗教だな。

これも空気だ。優秀な人材を投資で安く使い潰すには、
俺たちはイケてる!ここが正解!と思わさないといけないからね!

次回には、実際に空気を作る事を書いていこう。
読みたい人は、「スキ」を押して欲しい。
最近は忙しくてブログを書く時間もないので、
期待されないなら書くこともない。







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