精神障害手帳が3級から2級に
精神障害手帳を持って10年以上経過しました。
私の場合、頻繁に使う事はありませんが、自身の確認をするためにお財布に常に入れています。また、福祉制度を活用し社会に今とは違う形で再び貢献するためには、色々な制度を最大限活用する方が良いと自分は思います。
いつも更新期限はあっという間に感じます。
なんとなく、手帳の名前が「やばい」気がしますが、もっと良い名前があれば良い気もしますが。
「お休み手帳」とか「要配慮手帳」にしてほしい。
なりたくてなる人なんていないのに勝手に「害」にしないでくれと思います。
今回は更新の申請をし、3級から2級への等級変更になりました。
自分は過去2級だった時もありますが、2級判定での生活は結構大変です。何が大変かは人により変わりますが生活の多くは苦痛しか感じないと思います。そもそも1級に近い2級もあれば、3級に近い2級もありますが、この差は雲泥の差に感じます。
QOL(生活の質)も全く違ってきます。自分の経験では見える世界も変わってきます。私の場合は、
「生きる事を考えて対応しないと道をあっという間に逸れてしまいそう」
という状態になります。
3級も厳しいんですよ。もちろん、3級に該当しない人も苦しいんです。
色々な線引きがありますが、手帳は1つの目に見えるものを頂戴出来る
「制度」だと思っています。
手帳は肝心な内容を議論されがちに思います。もちろん大切な事ですが、何よりも所持する人の気持ちの持ち方で、使わなくても役立つ事もあると思います。
「所持するほど病んでない」でなく、「所持して頼る」という方が考えとしては良いと思います。交付判断は医師のみでなく、自治体の審査も必要になりますが「回復し健康になるために」、「今より悪化させないために」所持するという事は健康で暮らすための「権利」だと思っています。
恥ずかしい事ではありません。