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#いやんズレてる

こんにちは、ぱんだごろごろです。
今日は、「ほしかったラブレター」に続き、山根あきらさんの企画に参加させて頂きます。
題して、「いやんズレてる」、第2回変態王を競う大会です。

「私ってちょっとズレてるかも」と思うことを、エピソードを交えて書く(字数制限はありませんが、なるべく簡潔に)。

募集要項より引用

山根あきらさんのご要望通り、なるべく簡潔に行ってみたいと思います。

☆☆☆


以前から、私は、自分がちょっとズレている人間なのではないかと疑っていた。
なぜなら、『絶対ウケる』『皆に賛同してもらえる』と思って発した言葉が、不発だったり、不思議がられたりすることがあったからだ。

今でも覚えているのは、夫に関することで、ある日、私は素晴らしく的確なことを思い付いたので、友人たちの前で言ってみた。

「ねえねえ、すごいよね、会社って。
うちの夫を預かってくれる上に、お金までくれるんだよ」

友人たちは、口々に、
『その通り!』『私もそう思ってた!』
と言ってくれるものと思っていたのだが、
現実には、ちょっと間が開いて、
『いや、まあ、旦那さんだって働いている訳でしょ』
とか、
『預かってくれるっていうのは、確かに助かるわよねえ』
などという答えが来ただけで、盛り上がりに欠けたまま終わった。


そのうち、私は、自分の物の見方というもの自体が、ちょっとヘンなのではないかと思うようになった。

それだけ、自分の考えを迂闊には他人にもらさないようになっていた、ということなのだが、今日は、思い切って書いてしまおう。

☆☆☆

温泉に行くと、皆さんは男湯、女湯、どちらに入りますか?

私は女性ですから、当然、女湯に入るのですが、よく考えると、これってすごい特権ですよね。
だって、女湯ですよ、女の人が普通に裸で入っているんですよ。
そんなところへ、この私が、当然のような顔をして、一緒に入っているのです。
これって良いんですかね?
世間が許してくれるから、女湯のほうに入っていますが、大丈夫なのかしら。

なんなら、脱衣所で、着替えなんかも見えちゃうわけですよ。
普通だったら、犯罪ですよね。
見てはいけないものを見ているわけですから。
いや、まあ、こっそりとですがね。
もちろん、盗撮なんてしませんよ。
犯罪者じゃあるまいし。
私は高潔な人間なんです。

まあ、だから、いっそう不思議でならないんですがね。
私のような者を女湯に入れてくれるなんて、世の中、間違っているんじゃないでしょうか。
これ以上書いていると、何だか変な人だと思われそうなので、やめにしますが、自分が女湯に入り放題だとわかった時には、すごい、やった!と思いましたからね。
それにしても、すごい特権ですよね、女湯に入って叱られないのって。
今でもドキドキしながら、女湯に入っているんですよ。

☆☆☆

*タイトル画像も山根あきらさんよりお借りしました。
ありがとうございました。


今日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。
あなたの「ズレてる」ところは、どこかしら?

#いやんズレてる


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