私の読書ノート
こんにちは、ぱんだごろごろです。
今日は、読書ノートに関するお話です。
皆様は、ご自分の読書記録を付けていらっしゃいますか?
それは、どんな形式ですか?
私は年齢相応に、手書きノート一本ですが、若い方や、PCをお仕事でよく使う方には、デジタルを活用していらっしゃる方も多いかと思います。
子育て時代の読書ノート
今日、なぜ、急に読書記録のことを考えたのかと言うと、
昔の読書ノートが、棚の奥から出て来たからです。
就職、結婚してから、子育て中にかけての、いちばん忙しくて、自分の自由になる時間のなかった頃の読書ノートです。
罫線のない白地のノートに、読んだ日付と本の題名、著者名が書いてあるだけの、そっけない記録でした。
懐かしくなって、ちょっと覗いてみました。
好きな作家は変わってないなぁ。
この本は、多分、誰かに奨められて読んだのだろうな。
こっちは、図書館に返すために、慌てて読んだのか、同じ作者の本が続けざまに出て来るなぁ。
子育て中は、仕事をしていないこともあって、節約のため、本は、よく図書館で借りていたものでした。
まだのんびりした時代で、読みたい本が図書館にない時には、図書館のカウンターに、書名と著者名と出版社名を書いて、提出しておくと、たいていは購入してもらえました。
市内で、別の図書館に目当ての本がある時には、申し込んでおけば、取って来てもらえます。
あの頃は、行政サービスをよく利用したものでした。
学生時代の読書ノート
それより前の学生時代には、著者一人につきルーズリーフ一枚を割り当て、
読んだ本の題名を書いただけの、読書記録を付けていました。
ただ、研究書も児童文学も、ギリシャ悲劇もミステリー小説も、ベストセラーになった恋愛小説も神話も叙事詩も、ファイルの中では、すべて同格です。
作者名順にルーズリーフを並べていくので、哲学書と歴史書とメロドラマが入り乱れています。
海外の作家も日本の作家も、
それぞれの書かれた時代(作者不詳、作成年代不詳のものも含めて)もばらばらなものが、
それぞれ紙1枚にまとめられて、1冊のファイルに綴じられているのが、
あまりしっくりしないように感じられたのか、
次第にこの読書ノートは使わなくなりました。
その後、多分、引っ越しの時にでも、捨ててしまったのだと思います。
現在の読書ノート
今、使っている読書ノートは、新潮社の文庫本、
『マイブック 2000年の記録』
です。
読み終えた日の日付のページに、西暦と、
*本の題名
*著者名
*感想
この三つの項目だけを書いています。
2000年、40才の時に、この文庫本の形をしたノートを買い、
以来、20年以上、読書ノートとして使っています。
20年以上経っても、このノートはいっぱいになっていません。
たまに、ページを使い切ってしまい、書く余白がないときは、次の日や前の日に読んだことにして、空いている場所に、書いています。
本を読み終えた時、私はどういうわけか、すぐにでも次の本を読みたくなるのです。
余韻に浸って、感想をしたためたり、思いを巡らせたりすることも、ないではないのですが、余程の本に出会った時だけです。
大抵の時は、1冊読むと、すぐに次の本を読みたくなるのが通常です。
そのため、たった今読み終えた本について、読書ノートに記録するのもおっくうだ、という状態になり、記録は一日延ばしになったり・・・。
そんな訳で、私の読書ノートには、今が西暦何年かと、
*本の題名
*著者名
*感想
という、すぐに記入し終えることのできる(記入し忘れた時にも、すぐ思い出して書くことのできる)3項目のみが書かれることとなったのです。
あなたの読書ノートは、どんな形式で、そこには、どんな本の題名が書かれているのでしょう?
いつかお話ししてみたいですね。
今日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。
明日は黄砂に要注意とのことです。
お気を付けくださいね。
*タイトル画像のイラストは、そら豆ぽんたさんからお借りしました。
ありがとうございました。
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