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山手線でお馴染みの地名「鶯谷」の由来を、先日テレビが紹介しているのを見た。ある寺の住職が、江戸の鶯は訛っているとして、京都よりはるばる鶯を運ばせ大量に放したかららしい。
まさか、と思ったが、実際鶯は模倣性が強いらしく、その鳴き声は本州から遠く離れた島々では多少違うのだとか。


まあ、他所様のことを棚に上げて、私たちの耳の方も中々にいい加減だと思うけどね。

良く晴れた午後、街の喧騒をBGMに当てもなく散歩する。どこか彼方で経読み鳥(きょうよみどり)が鳴いた。



“ほー、法華経(ホケキョウ)”

なんて、

ぶらり三春、
古(いにしえ)の空耳アワー。


鶯(うぐいす)
※写真はメジロかも。

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