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バヅクリエンジニアバリュー(行動指針)‥カルチャーモデル策定🤓

前回の記事から、約4ヶ月ほどが経ってしまいました。エンジニア採用が、急務といった前回‥あれから、あいかわらず採用は難航を極めておりますが、現在は、私含め正社員2名+業務委託の方2名の体制でバヅクリの開発を行っています。

それまでのエンジニア採用振り返り‥

それまでのエンジニア採用ターゲットとしては、

  • スキル重視の選考(スキルチェック課題あり)

  • CTO面談

  • 業務委託はなし

  • フルリモNG

  • その他各種媒体に記載のスキル要件

と、
green、wantedly等限られた媒体への掲載のみ。

つまり、採用候補の母数が溜まりにくく、まだまだ無名の弊社が正社員採用を望むには、なかなか無理難題な状態でした。

一方で、バヅクリの日々の開発要望は膨らむばかり‥四の五の言っていられない状況にありました。(いまなおそうですが🥲)

そこで、喫緊、目の前の開発の人手増強のため、業務委託の採用もしてみることに。
また、このご時世フルリモートNGは、時代に逆境していたため、こちらもフルリモートOKへ変更。

狙いとしては、業務委託といえども、そこから、正社員に登用ということも踏まえ、早速、フリーランス専門の媒体にて、求人掲載&スカウティング開始‥

そうして、現在では、2名の業務委託の方にお手伝いしていただけている状況です。

見えてきた新たな課題

確かに業務委託の方をスピーディに採用できたものの、スキル不足、働き方の認識のズレが少しずつ表面化してきました。

具体的には、

  • 稼働時間の考え方

ある日‥依頼したタスクが終わっていないにも関わらず、予定していた稼働の終了時間のため、終了する、ということが普通に起き‥どうしたもんかと‥

(納期遵守、成果物は契約上もmustであることは自明。)

確かに業務委託という契約である以上、一定の距離が、ありつつで業務に臨んでいただいているのは当たり前。

だが、しかし、与えられたタスクを納期も守らず‥稼働時間に伴い終了としてしまうのは‥仕事の仕方としていかがなものかと‥🤔

もちろん、すべてのフリーランスの方々そうだとは思っていないですが、今回の事例の用にそういった方がいるのも事実。

こういったことからも、
業務委託からの正社員登用が一つの狙いではあるものの‥

やはり、スピーディな採用では、ミスマッチとなる部分が発生してしまうのも事実。

いずれにしても、採用後のミスマッチをいかになくすか‥

採用に、改めて本腰を入れ直したものの、新たな課題が浮き彫りになりました。


入社後のGAP・ミスマッチとは?

‥視点を変えると、採用する側(僕ら側)だけでなく、入社した新しい方々からしても、起こりうることでもあります。

入社後のミスマッチがない状態とは‥ 
そもそも、ミスマッチとは何か?

例えば‥
採用条件
スキル
経営理念
仕事内容
社風
人間関係

といったところでしょうか。
こういった点について、本人の入社前の想定とは違った点が見つかると、ミスマッチにつながっていきます。

言い換えると、本人が、入社後に想定していた点、つまり、期待値とのGAPが発生した状態とも言えます。

期待値GAPを防ぐカルチャーフィットとは?



ひとつの答えが、よく採用の文脈で語られる
カルチャーフィットになります。


ココでいう、カルチャーとは、「企業文化」、「組織風土」など、と言われるもの。


上記の著書から引用させていただくと、

意思決定や情報共有の方法、権限委譲の度合い、残業の有無、働き方、コミュニケーション……。こういった業務遂行上のやり取りや環境、社内外で感じられる雰囲気や空気感のすべて

カルチャーモデル

つまり、このカルチャーが、入社前と後で差分ない状態が、カルチャーフィットと言えます。

どうしたらカルチャーフィットできるのか?


この答えはシンプルです。

  1. 入社前後での一貫した情報開示、説明

  2. 採用候補者の1に対する納得

の上での入社であればよいのです。

これをするためには、それまでの採用担当者の定性な面談評価だけでの採用プロセスを見直す必要があります。

もっというと、

現在の会社のビジョン、ミッション、バリューをを踏まえた、エンジニアのバリュー(行動指針)的確に把握、定義(明文化)、可視化し、それに基づいた採用プロセスへ切り替える必要があります。

エンジニアバリューの策定

詳細な手順は上記の著書を参照していただくとして‥
具体的には、

まず、
カルチャーの起点は、会社ビジョン、ミッション、バリューにあるため、ここから、ブレイクダウンし、エンジニアバリューを策定します。

次に、
エンジニアバリューから、
上記著書にも出てくる7Sを定める必要があります。これはつまり、エンジニアバリューをより具体的に体現する7つの指標とイメージしていただければ、詳細は下記の通り。

・Stance:スタンス(組織としてのあり方)
・Shared Value:シェアドバリュー(行動指針) ・Structure:ストラクチャー(組織の構造・形態)
・System:システム(制度)
・Staff:スタッフ(人の採用や育成)
・Skill:スキル(組織としてのスキル、強み)
・Style:スタイル(組織

カルチャーモデル

ここからさらに、働き方など、粒度の細い部分についても、バリューに、沿った形で言語化、可視化=ドキュメント化していくと、これがそのまま、採用でも、入社後のカルチャードキュメントとして機能します。メルカリさんやNetflixさんなど、名だたる企業では、こういった地道な取り組みがされています。

現在のところ、私の方ではカルチャードキュメントまではできていませんが、エンジニアバリューの策定までは、完成しています。

今後はこちらを、元に採用も強化していきます。
※カルチャードキュメントも策定中🤓


なぜいまエンジニアバリューなのか?

改めて、当社のフェーズを踏まえると、採用が急務ではあるものの、ここからの採用での失敗は、とても時間的、予算的にもダメージが大きいのは自明です。

ひとつひとつ、エンジニアバリューを考えるのは、簡単なようで、難しく、具体から抽象へと、思考を、何度もオーバーヘッドし、骨が折れる作業ではありました。

ただ、それでも、採用にエントリしてくれる方にとっても、失敗なく、僕らのビジョン、ミッション、バリューに共感し、バヅクリのエンジニアとして活躍することにやり甲斐を感じていただくためにも、今が、エンジニアバリューを定める絶好の機会だと考え、策定いたしました。

まだまだ生まれたばかりのエンジニアバリューではあります。ここから事業の成長に、ともない、それこそ、メンバーと話し合い、合議の上、これ自体もアップデートしつつ、バヅクリのエンジニアカルチャーを醸成していけたらと思います。

近々、コーポレートサイトとは別に、エンジニアかつくるエンジニア採用サイトも、オープン予定です。僭越ながら、私が作らせていただきます🤓
バヅクリが求めるエンジニアを体感していただけたらと思います📝

ぜひご興味ある方、下記エンジニアバリューも参照の上、採用エントリー、あるいは、ご連絡いただけますと幸いです。

※Railsエンジニアも募集中です✨


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