見出し画像

HSP気質がある方へ。

私、この本に出会って、すこし楽になりました。

noteで見つけた『HSP』という気質。

もし、私のnoteを見ていただいている方で同じように社会に生きづらさを感じている方がいらっしゃれば、個人的にこの本をオススメします。
(著者:長沼睦雄さんはいくつかHSP関連の著作を出されているようですね。)

※ちなみに、決して押し売りではなく、出版社の回し者でもなく、ですよ笑

-----

個人的な生い立ち、経緯を赤裸々に話しますね。

幼少期、両親が不仲でした。おそらく私が幼稚園の頃からです。

母はヒステリックで、論破するタイプ。細やかで責任感の強く、あるべき論に縛られた人でした。所作やしつけも厳しい人でした。

一方、父親はぐっと堪える人でした。そのうち不器用で寡黙な父がお酒に逃げ出します。

女の人の罵声って、男の人にとっては怖いですよね。理由を聞ければ楽ですがそんなに強くないのが男性かと思います。今思えば、父親も相当苦しかったでしょう。

そのうちアルコール依存症に走ります。間も無くアルコール中毒者になります。

お酒の飲めない母親は拍車をかけて罵声をあげます。大人しかった父親もアルコールの力を使って罵声と破壊で家庭はジワジワ破滅していきます。

私はというと、3つ上の兄がいましたが異性の親子という物は不思議で母親の肩を持つのですね。私は一人になった父が見ていられなくて、父をかばうと母と兄から冷たい目を向けられます。

そんな家庭が苦しくて苦しくて、毎日のようにリビングで続くケンカを聞きながら、道徳の授業でもらった児童相談所の連絡カードを泣きながら握っていた記憶が鮮明です。受話器がリビングにあった為、連絡が出来なかった無力さを感じました。

その頃には父はアルコール依存から抜け出せない深刻な状況でした。心臓も、肝臓も疾患があり入退院をくりかえしていますが、ありとあらゆる窮死をすり抜けています。でもなんだかんだ家族のために毎日出勤し、今思うと彼は勤続40年の立派なサラリーマンです。

こんな幼少期の背景を持っています。


重くなってしまい、申し訳ありません。


そのうち自分が社会人になって【生きづらさ】に直面します。

21 歳にもなってようやく大きな音が苦手、他人の会話や陰口の被害妄想癖、他人の悲しみに引き摺り込まれるなど…驚いてしまう程自分が弱い人間だと気づいたのです。

自分は強い人間だと思っていたから、その現実にショックを受けました。

そのうち新卒で入った職場で自律神経のコントロールが利かなくなり不調をきたし、退職しました。もう何も見えなくなりました。
そのかわり、失うものは全て失ったとも思えました。

新しい職場を見つけて、アルバイトとしてもう一度頑張れる、頑張ろう!と意気込みました。そのうち苦しい思いをします。過去の怪我(適応障害、自律神経失調症)の再発が怖くて不安症状がでます。

今現在、認知行動療法を進めながらHSPの気質を理解して自分を受け止めようと訓練中です。


私の身の上話は以上です。
長くなってしまってすみません。


とはいえ、いつも笑顔な人やバイタリティのあふれる前を向いている人との会話や食事で『私ももしかしたらまだ頑張れる』と自信がわきでます。考え方の癖を直す事、自分を受け入れる事。

これが疎かになってしまうと、無意識のうちに体も心も乾き切った状態になってしまうようです。

なので冒頭に挙げた本を購入しました。

比較的多くの書店にあるようなのでもしご興味が出た方、心療内科に行くには少し勇気がいる方、私かも…?と思う方。¥1200で少し腑に落ちるかもしれません。

具体的なワークも入っているので真面目に読んで取り組むと気が楽になるかもしれません。

私は、『社会は生きづらい』とよく思います。
でも同時に美しい世界もあるんだなと視野が広がる瞬間があります。

私のような類の人間は、あるべき論ではなく『何をすれば自分は幸せか』の軸で、自己を受け入れる(受容)が第一歩なのではないかと思います。


少し肩の荷を下ろしてみませんか。

私も今日、明日、行きづらいこの世界を受け入れながら楽しく生きていくために前を向きます。


長い文章を読んでいただき、ありがとうございます。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?