今年度唯一の登校日の振り返り
もう1か月も前になりますが、始業式の日の振り返りをしたいと思います。
今年度の自分のテーマの1つは『振り返り』です。子どももそうですが、自分でも振り返りを行なっていきます。
ノートにまとめたことから、「これは特に!!!」と思った良い点を3つ書きたいと思います。
①堂々と所信表明をした
本年度は6年生を担任しています。
3年目。初めての6年生担任です。
前日までものすごく緊張をしていました。不安でした。
「話を聞いてもらえるだろうか?」
「落ち着いてできるだろうか?」
期待より不安が大きい中で、始業式を迎えました。
そして、放送による担任発表の後、6年生の教室に向かいました。
そこで、所信表明というには、大袈裟かもしれませんが、話をしました。
理想とするクラス像を話しました。
『一流のクラス』
「メリハリをもって、他を思いやるクラス」という抽象的なところから、具体的な場面を出し、話をしました。
心理学で、「初頭効果」というのがあり、最初の印象が強く残るそうです。
最初にクラス像を示せたのは良かったのかなと思います。
他にも、絶対にゆるせないこと、叱る基準なども話をしました。
緊張もすることなく、「堂々と話せているな」と感じながらできました。教師がおどおどするわけにもいきませんので、その点は良かったかなと思います。
②楽しい活動を取り入れた
「この担任の先生で良かったな」と感じてもらおうと考えました。
担任している学年と、ほとんど関わりがなかったのもあります。
「何かこの人楽しいやん」
「かずお先生が担任で良かったかも」
こんな気持ちを少しでももってもらえれば、ラッキーみたいな感じです。
新型コロナウイルスのため、なるべく接触をしないものを選びました。
・命令ゲーム
・サイレントバースデーチェーン(間隔をあけて)
・タケノコニョッキ
この3つをところどころで挟みました。
子どもの笑いあり、笑顔あり、涙なしでいい雰囲気だったかなと思います。
③全員の名前を呼ぶことができた
これは毎年やっていることなのですが、初日に名簿を見ずに全員の名前を呼びます。
出席番号順です。
名前を呼ばれたら「はい!」と返事をさせます。この時、返事が小さくても触れません。
はっきりとした返事なら褒めます。
全員に一言ずつ声をかけられるとより良かったのかなと思います…。
なぜやっているか?
やっぱり名前を呼ばれることは嬉しいと思うからです。
初めて会ったわけではないけども、今まで1度も話したことがない先生が自分の名前を覚えてくれている。私だったら、親近感が湧くかなと思います。
これが、異動したてなら、なおさらかなと思います。
全員呼び終えた後は、「すごい!!」みたいな空気に教室が包まれることもあります。笑
今年も成功しました。名前を呼び、一歩子どもに近づくことができたと思います。
今回は良かったと感じた点について書いてきました。反省点もnoteにまとめます。
休校明け。また学級開きと同じような状態になると思います。
もう一度クラス像を語ります。そして、よいリスタートを切ることを決意しました。
今日も読んでくれてありがとうございました。また次もお願いします(´∀`)
また、以下の書籍が今回のnoteの心理学や学級経営の参考にしたものです。
『心理テクニックを使った!戦略的な学級経営』
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