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発達支援事業所に療育に通うまでの道のり(4)「様子を見ましょう」の悪

発達相談センターに息子と行き、
(話が通じないなー)
保育園にも報告し、
(話が通じないなー)
と感じました。
その後の話です。


この記事の続きです。


2021.6.4
6/2.3と日中電話をもらったが対応できず、発達相談センターに6/4午前中に電話をし、担当が健診に出ているとのことで午後に折り返しをもらう。
役所「いま特にないので様子を見ましょう」
という回答。
役所「とはいえずっとでは心配でしょうが、3ヶ月後にまた来ませんか」と。
役所「保育園で集団生活もできていますし、ね。お父さまとはどんな話をされたのですか?」

私「運動能力も高くて、3語文も話せて、発音だけが特に下手なら、コペルプラスやリタリコでレッスンや訓練した方がいいね、と話しているので、通所受給者証をもらう方向でいきたいと話しました。」

役所「それはこちらとは考えが違いますね」と優しく言われる。

意訳すると「発達障害ではなさそうだから、親の心配しすぎ。何もしなくていい。療育に通うための受給者証は発行しない」
ということ。
とはいえ、親の希望が有れば、受給者証の発行手続き方法は教えてくれる。
私は通算3回、通所受給者証が欲しい、という主旨のことを発言している。
5/10 電話相談
5/28 発達相談センター訪問時
6/04 役所からの検討結果を伝える電話

それでもやんわりと発達障害の心配は今はしなくていいんじゃないか、という言い回し。心配や不安を取り除こう、取り除こうと必死な感じ。それが功を奏すことも多々あるとは思う。
一方で「様子を見ましょう」という言葉で、通所受給者証発行まで辿り着けない子がたくさんいるのではないかと危機感を感じる。
療育は誰にでも価値がある気がしているから、余計にそう思う。

私の心中は、
《だーかーらー、発達障害の心配はしてないけど、言語の訓練がしたいの!》

このとき感じたのは
「様子を見ましょう」という言葉でいいことは何も起きないということ。

考えが違いますねと言われても、通所受給者証の発行手続きを教えて欲しいとはっきり伝えたので、やっと教えてくれた。
なかなかの心理的負荷。パワーがいる。発行する側が様子を見ましょう、いらないですよね、と言ってくる中ですから。

それなら、ということで、
医師の診断書や意見書に「療育が必要」という文言が申請に必要になる、とのこと。
市区町村によっては診断書が要らない地域もあり、親が質問事項に答えるアンケート方式というところもあるとか。
これは、発達支援事業所を運営しようとビジネスとして調査していた時に知ったこと。

役所「センターにくる医師に診てもらいますか?普段かかっている小児科の先生は書いてくれますか?」
というので、
私「いろいろな先生の目で見ていただくのはいいと思うので、センターの先生でもいいです」
と言うと、
「療育が始まれば、複数の先生に判断を仰ぐと意見が少し違ったりすると混乱するので、支援事業所ならそこの先生の判断で、センターからは離れてしまうんですね」
と。
かなり細かい部分まで、つまり、複数の医師の目でセカンドオピニオンを得ながら進みたい、という私の話す意図は拾っている気がするが、
ただし「様子見ましょう」は方針が違うということ。
医師の診断書が取れたら、通所受給者証申請の手伝いをするので、また連絡ください、となった。

ここまで、初めの問い合わせ電話から25日間。

役所のやりとりと並行してリタリコ、コペルプラスに体験の問い合わせをしていました。
そこは次回の記事で。


★こどもパソコン教室
http://kidspc.jp

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