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【癌日記】手術までに気を付けている4つのこと。来週の今日は入院日。/ママが「がん」になったとき34日目/子宮体がん・卵巣がん

来週の今日は入院日。待ちに待った手術日が近づいてきた。手術で入院した後、様子を見て1回目の抗がん剤を投与して翌日退院で10日前後の入院が想定されている。

手術だけで終わりならいいのに、抗がん剤治療から逃れられそうになく、しかも「抗がん剤治療は打って2,3日目からが最もつらいことが多いです。病院にいたら退院できるような状態ではなくなるので、抗がん剤を打ったらすぐ退院してもらいます」。と言う主治医の先生の言葉に心が震えあがっている。

手術日は紹介状を持って今の病院に来た時から最短で2カ月後の日程が設定されていた。ただ、子供がいることを考えて少しでも余命を長くできる可能性をあげるには、とにかく少しでも早く取ることが大事ということで、最初の予定よりも縮小手術になるものの1カ月早い手術日に変更しましょうと先生から提案された。

手術日までに気を付けたこと(1)/とにかく寝る

昼間でも夜でも、突然泣けてきたり、メンタルが不安定になってきたと思ったら、オンラインのMTGが入っていない限りすぐに寝た。

上記のYoutubeのように新しい布団やシーツを買って睡眠の質もあげるようにした。寝ても寝てもまだまだ寝られた。

手術日までに気を付けたこと(2)/外食してでもきちんと食べる

とにかく外食してでもきちんと食べた。

料理って想像力がいる。そして片付けがいる。そして材料の調達がいる。エネルギーや必要なものが多すぎて、とくに「がん疑い」の検査結果が明確に出てからはもう無理なときが多かった。

料理され、お惣菜よりはずっと健康的なメニューが届くつくりおきJPを届けてもらう手配もした。

スープストックTOKYOや、帝国ホテルの雑炊セットなどを家族が届けてくれた。

手術日までに気を付けたこと(3)/病気にならないようにする

人ごみをさけて感染症にかからないように気を付けた。子供たちが学校や部活や海外から帰ってくるときはそばに来る前にお風呂に入って歯磨きをしてもらった。

一か月も早めてもらった奇跡の手術日にコロナやインフルエンザに罹患して手術ができないといった事態は避けたかった。

手術日までに気を付けたこと(4)/納得して手術を受けるように気持ちを調整する

手術の同意書をもう一度きちんと見直して「『ここの説明はどうだっただろう?』というような不安があったらいつでも電話してとにかく手術を受けるときには、この目的のために手術を受けるんだと納得して手術台の上によこになれるようにしてください」と主治医の先生に言われた。

お言葉に甘えて、医療ドラマドクターXの2014年10月23日 OPE.3「命を前に根回しもへったくれもない」という回が子宮体癌の回でこれを見て、自分の手術ではこういうことは可能なのか? という質問まで先生にはぶつけた。

私の質問に先生は微動だにせず、「なるほど、可能性の1つです。とにかくあけてみないと分からない」と正面から答えた。

医療ドラマドクターXの2014年10月23日 OPE.3「命を前に根回しもへったくれもない」
「国立高度医療センター」に、総長の天堂義人(北大路欣也)ですらも一目置く、「日本看護師連合会」の会長・三原雅恵(岩下志麻)が現れた! かつて看護師の地位向上を勝ち取り、“平成版春日局”として医学界にその名を轟かせる彼女が、なぜ同センターを訪れたのか…。それは、重度の子宮頸がんを患った孫娘・三原奈々子(森田彩華)のオペを託すためだった。

物々しい空気が流れる中、即座に開始される術前カンファレンス――。そこで、大門未知子(米倉涼子)はがんを完全切除すべく、骨盤内臓の全摘出を提案する。だが通常、その術式では排尿・排便機能も失われるため、人工肛門と人口膀胱の造設は避けられない…。奈々子本人も家族もそれを望んではいないため、結局は“ミスタークリーン”と称される外科医長・足柄信太郎(高橋和也)が執刀医となり、子宮以外の臓器を温存するオペが採択される。

だが、未知子は雅恵を前にして、再び骨盤内臓の全摘出を提案。患者側の希望を無視した術式を自信たっぷりに唱える未知子に、雅恵は「出過ぎた服に出過ぎたマネ」と激怒する! さらに、そこに居合わせた“大奥”こと看護師軍団を率いる看護師長・白木淳子(高畑淳子)も、雅恵の意思を汲んで、未知子には指一本触れさせないと宣言。徹底攻勢の構えを見せる。

ところが…。術前検査の結果、奈々子のがんは予想以上に進行。未知子が提案した術式以外では、もはやその命が救えないことが判明し…!?

2014年10月23日 OPE.3「命を前に根回しもへったくれもない」

この日記は以下のマガジンにまとめています。



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