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声がけの難しさ

「言葉がけの難しさ」

言葉が増えると自分の気持ちを表せるようになり、その結果、相手に気持ちを伝えて問題を予防・解決できるようにもなります。

言葉をどんどん覚えてボキャブラリーが増えること=感情の幅が広がること、と言えると思います。
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その為に大人がすべき事は何でしょう?

①感情コントロールができるようになるには、自分の気持ちを言葉にすること!

具体的には「おもちゃをとられて悔しかったね、悲しかったね」というように声をかけ、子供が感じた気持ちをそのまま受け止めてあげ、その上でその感情を本人が言葉にするサポートをすることです。そうすることで自分の感情をありのまま受け止め、その理由を理解し、適切な対応ができるようになります。
子供は自分の感情との付き合い方を学び、また「親に理解してもらえている」という安心感や、信頼感も生まれますね。
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②自分の感情を客観視できるようにする、これはとても大切です。

自分の気持ちと距離をとるという意味。気持ちを外側から見つめることで、自己理解がしやすくなります。

子供がネガティブな感情に心が奪われているようなら、「お友達に同じことが起きたらどう思うかな?」とか、「どうに声をかけてあげたら良いかな?」と、友達という存在を介して自分の心と対話させるチャンスを作ります。その後、「じゃあ、その子があなたに同じように言ってくれたら、どう思う?」と、当事者を自分に置き換えさせます。これを繰り返すことで、自分の気持ちを客観視して考えることができるようになるでしょう。
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③先回りして「負の感情」を取り除かないで欲しい。

悲しみ、苦しみ、憎しみ、恨み、妬み、怒り、不安などが挙げられますが、人間が誰しも抱く感情である「負の感情」によって他人に攻撃的になったり、自分自身を追い詰めてしまったりすることがあります。
でも「負の感情」は決して「悪」ではありません。では何が悪いか…それは受けとめきれずに、人や物に当たったりすることが問題なのです。親が先回りし過ぎて、本人が感じるべき不安感やフラストレーションを取り除いてしまうと、大切なことを置き去りにしてしまうことになってしまいます。
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不安やイライラが外に向き過ぎても、内にたまり過ぎても、どちらからも良い結果は生まれません。適度に発散し、上手に感情をコントロールできるようになれば、子供達はもっと楽しい毎日を過ごせるはず!「負の感情」を避けずに、きちんと向き合いながら自己コントロールを学んで欲しいですね!
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また、ついつい口にしてしまうマイナス感情ですが、親子で一緒に気持ちを切り替える方法を学び、感情コントロールを身につけたいです。
ネガティブな感情を日頃から親が表現していると、子供も同じようにマイナス感情を表現しようとします。感情表現は、身近な人から模倣して身につけてしまいますからね!
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言葉がけのポイント

※考える余地を残せるように!
気持ちを考え、いろいろなことを想像できるような言葉がけ

※子供の内面を豊かにできるように!
子どもの心にさまざまな感情が芽生えるような言葉がけ

※本人が物事を決定できるように!
日常のさまざまなシーンで自分の意見を求められるような言葉がけ

※個性や成長に合わせながら!
興味を持っていることを普段からよく見て、子供の心に寄り添う言葉がけ

こんなことに気を付けられたら良いですね!
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親から話しかけられれば彼らなりに一生懸命考えます。矢継ぎ早に質問したり、先回りをして答えを与えたりするのは、考える機会を奪ってしまうことになります。ひと呼吸おいて、子供達をよく見て、考える時間を与えてあげられるように、とにかくせかすことは禁物ですね。ほんのちょっとの気遣いが子供達に安心感を与え、自分の存在意義を感じるようになるのだと思います。
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大人からかけられた嬉しい言葉は、子供達にとっては宝物のようなものです。
大人の一言でグ〜ンと伸びることもあれば、なにげない言葉で傷つけたりやる気を失わせてしまいます。
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心に届く言葉は子供達に自信を与え、「自分は自分のままでいいんだ」という自己肯定感を伸ばすことにも繋がります。
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対話の距離感は心の物差し、相手への愛情や信頼の気持ちがそこにはあります。
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時代とともに変化している子供達への言葉がけ、今は個性や価値観などの違いをお互いに認め合うことが大切なのかもしれませんね!
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子育ては毎日戸惑いの連続、子供達の成長に一喜一憂し、振り回させてばかりです。母の気持ちが満たされていないと…「叱る」ことばかりになってしまいます。でも「叱る」と「褒める」は常にセットであることが大切ですね!
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親は子供を自分の所有物だと考えてしまいがち…だから他人の子供には絶対にしないような言葉がけを、自分の子供にはしてしまうことがあるように思います。その結果、そうした言葉は子供の意欲を確実にそいでいくことになってしまうのですよね。
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なかなか難しい……それこそ試行錯誤しながらなのかもしれませんね!
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