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子供同士の喧嘩にどう関わる?

「子供同士の喧嘩にどう関わる?」

玩具を取り合ったり喧嘩をしたり仲直りをしたりすることで、子供達は相手にも気持ちや事情があることを知り、自分の気持ちとの折り合いのつけ方やお友達と一緒に何かをする楽しさを学んでいきます。
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0歳から2歳頃は、限られた人間関係だけの世界ですが、成長と共に視野が広がり、対等にやり合えるようになるのは3歳頃から!社会性=お友達とのやり取り(喧嘩)で沢山のことを学びます。
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思い通りにならないもどかしさから大泣きをしたり、エスカレートして手が出てしまうようなことも…、こうなるとトラブルがどんどん大きくなり子供達だけで解決するのは難しいかもしれません。叩いた、叩かれた…じゃあどうする?はいつも親の悩むとこですね!
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子供同士の喧嘩にどう関わるか、仲裁すべきかどうか……。
「またケンカしてるの?「ごめんねは?」などと話しても、彼らの気持ちはそう簡単には納まりません!大切なことは、気持ちをクールダウンさせることです。混乱している気持ちを大人が受け止めて整理をしてあげることなんです。
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子供の言い分をじっくり聞き、「どうしたの?」と、話を聞いてあげることで、子供達は母が自分の味方であることを感じ安心し、気持ちも徐々に落ち着いてきます。
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この時、大人の判断や意見を言いたくなりますが、子供の言い分を中断することになるので、グッとこらえて最後まで聞いてあげること!
「嫌な気持ちになっちゃったんだね」「悲しくなっちゃったんだね」など、気持ちを察して代弁してあげることが何よりも大切です。彼らが一番共感して欲しいのはこの「気持ち」なのです。
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そして片方だけの意見だと全体が見えないので、相手のお友達の言い分も同じように聞いてみます。
ケンカの状況を整理し、「○○ちゃんが△△をしようと思ったら□□ちゃんがこんな気持ちになって××しちゃったんだね。」と2人の今までの気持ちを汲みながら整理し、大人が気持ちを受け止めることで少しずつクールダウンしてきます。この時にどちらかの味方をするのではなく、中立の立場で両方の言い分を尊重してあげることが大切です。
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判断は子供達に委ね、大人の判断を決して押し付けず、「だからやっちゃダメって言ったでしょ?」などと決め付けないことです。
「どう思う?」「どうしたら良かったのかな?」と子供達が自分で考え、相談するきっかけを作ってあげましょう。これこそが子供達の判断力・交渉力を養うことになります。
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子供同士の喧嘩で手が出てしまう原因は、子供が自分1人でトラブルを解決しようとし、言いたいことを我慢しているからです。自分1人で何とかしようとするのではなく、困った時には大人を呼んでもいいんだよ!と知らせ、そうすることで手が出るのを防ぐこともできます。

いつも
・私はあなたの味方だよ
・困った時にはいつでも助けるよ
と伝えておきましょう。
喧嘩になりそうな時、「何かあったら助けるから言ってね」と先に声をかけておくだけで、よりスムーズに仲裁することができます。
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また「あなたが正しい」「あなたが悪い」といったような言葉はタブーです。
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そして相手に怪我をさせるのはもってのほか!また「手を出すことで自分の気持ちが通る」と子供が思い込んでしまうのも問題です。「人を叩くのは間違ったこと」とその都度しっかり教えていくことが親の役目だと思います。
「人を傷つける行為はいけない」とセットで「本当はどうしたいか」を本人が理解し、言葉で伝える習慣を身につけることがとても重要です。
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叩くことをやみくもに叱るだけでは、子供は「じゃあどうすればいいの?」の解答が見つからずにストレスを溜めるだけになります。何度でも辛抱強く、「叩くのではなく言葉にすること」を教え続けるのが大切なのではないでしょうか!
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こんな時、親は慌てることなく、大人の階段を昇り始めたことを喜び、混乱を1つ1つ整理してあげれは良いと思います。
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繰り返しますが、とにかく気持ちを言葉にする習慣を持ってもらうことが最善で、だからこそ大人はしっかりと子供達に耳を傾ける姿勢を持つことが大切なのです。
手を出すこと以外で感情を発散する…会話で気持ちを伝えるコミュニケーションを知れば、それが子供同士の信頼にも繋がります。また自分の思いを口にすることで、反省点に気付いたり、対策を考えたりと、どんどん成長できますよね!
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小学生くらいになったら、また大人の寄り添い方も変わってきます。

①まずは本人に任せてみるが大原則!
②聞き役として言い分を聞く
③気持ちが落ち着いたら、相手の気持ちを想像させる
④解決策を自分で考えられるよう手助けをする

幼児と大きく違うのは①でしょうか!
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どんな年齢であれ、喧嘩をタブー視するのでなく、成長のチャンスと捉え、大人は共感、寄り添いをする。そうすることで、子供達は安心してトラブル解決への勇気を持つことができるのだと思います。

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