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子育て支援情報〜産後ドゥーラ〜

最近あった出会いの中で、”産後ドゥーラ”という活動をされている方がいらっしゃり、ママたちの選択肢の一つとして、ご紹介してみたいなと思います。
ベビーシッターの助成金など、少しずつですが民間の育児支援、母子支援の事業も活用しやすくなってきましたが、このドゥーラも自治体によってですが、20時間ほど助成を受けて利用することができるようになっているそうです。

ドゥーラとは

もともとはギリシャ語で「女性に仕える女性」という意味で、現在では出産前・出産中(通常陣痛が始まってから出産が終わるまで)・産後早期を通して継続的な身体的、心理的なお産のサポートができる、認定機関で勉強され、民間資格を持たれたのことを呼んでいるそうです。​
助産師とは違い、医療行為や医薬品などのことはできませんが、お産の前からママたちと関わりを持ち、その後もサポートをしてくださるそうです。
​妊婦さんや産婦さんに寄り添い、相談相手になってくれたり、思いを聴いてくれたり、ママたちが休めるように家事や育児を手伝ってくれるそうです。身近なお産のサポーターとして、非医療面で妊婦さんとそのご家族に寄り添い支えてくださるそうです。近くに頼れる親族や友人がいないママには、心強い存在となりそうですね。
ドゥーラにも認定機関が様々あり、機関によって異なるそうですが、バースドゥーラ(出産に立会うことをメインに、その前後のサポートも行う)と、産後ドゥーラ(出産後の母親の身の回りの面倒を見る)に分けられるとか…(日本ではどうなのかまだ勉強中です💦)

また、自らがお産を経験され、お子さんが大きくなって手が離れた女性の活躍の場としても、素敵な活動なのかなと思います。

これからママたちのサポートをしてくれる機関も増えていくと思いますが、その中からママ自身に合うな、いいなと思うものを選択して活用していけたら、ママたちの負担も軽減できるのではないかと思い、とても頼もしい存在に嬉しくなりました。
医療職、看護職としてもっとママたちをサポートできるように頑張らないと思いつつ、色んなアプローチ方法を尊重し、大切にしたいと思います。

「全部一人でやらなくていいんだよ、抱え込まなくていいんだよ。」
そんな優しい社会が当たり前になっていったら嬉しいなと思う今日この頃です。



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