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AIで大きく変わるマーケティング【※KIDOKU社6期目の決意込み】

こんにちは、株式会社既読です。本日、弊社は創業からちょうど5周年を迎えました。そして、今日から新たに6期目がスタートします。この5年間、大手製薬会社のマス&デジタルのマーケティング支援案件から始まり、XR活用やブロックチェーンをつかったマーケティングなど、数々の新しい挑戦に取り組んでまいりました。おかげさまで多くのクリエイティブ×マーケティング案件を通じて成長を続けてきました。
そこで今日は、マーケティングの未来をAIはどのように変えていくのかを、お話ししたいと思います。

マーケティング部門が直面する課題

業務上、様々なマーケティング部門の責任者の方と話す機会が多いので多いのですが、皆様こぞって以下のような課題に直面していると感じています。

  1. 限られた予算内でROIを最大化するにはどうしたら…?

  2. データ駆動型マーケティングの重要性と、それを実現するためのリソース不足

  3. 急速に変化する市場とテクノロジーへの追従

  4. クリエイティブの質とスピードの両立

  5. 個々の顧客ニーズに応えるパーソナライゼーションの実現

これらの課題に対して、AIが革新的なソリューションを提供しています。実際、Gartnerの調査によると、2025年までにマーケティング部門の75%がAIまたはMLを活用してワークフローを自動化すると予測されています。
この数字は、AIがもはや先進的な企業だけのものではなく、マーケティング戦略において不可欠な要素になりつつあることを示しています。

AIがマーケティングにもたらす革命

1. コンテンツ制作の効率化と品質向上

もうすでに知っている方も多いと思いますが、AIを活用することで、以下のような効果が期待できます。

  • 記事や広告コピーの自動生成

  • 画像や動画の編集・加工の自動化

  • A/Bテストの自動化と最適化

既読社でも過去に様々なnoteの記事を書いていますが、これらの技術により、クリエイティブ制作の時間短縮とパフォーマンスの向上を同時に実現できる可能性があります。

※過去の投稿もご覧ください👇

2. データ分析と戦略立案の高度化

二つ目に、AIは膨大なデータを瞬時に分析し、人間では気づきにくいパターンや傾向を見出すことができます。

  • 顧客行動の詳細な分析と予測

  • 最適なターゲティングとセグメンテーション

  • リアルタイムでのキャンペーン効果測定と最適化

例として2022年、Starbucksはパーソナライゼーションと顧客エンゲージメントのための自社開発のAIプラットフォーム「Deep Brew」を活用し、顧客の購買行動予測の精度を向上させ、個別ユーザーに対するパーソナライズされたオファーによる売上増加を達成しました。
この事例は、AIによる顧客の行動データ分析が実際のビジネス成果に直結することを示しています。

3. パーソナライゼーションの進化

上記のスタバのようにAIによって、一人一人の顧客に合わせたコンテンツやオファーを、大規模かつ効率的に提供することが可能になります。

  • 個々の顧客の嗜好に合わせたレコメンデーション

  • 最適なタイミングでのコミュニケーション

  • 顧客のライフステージに応じた適切な提案

すでにAMAZONやTikTok、Netflixなど、自社のAIアルゴリズムをさらに進化させ、ユーザーの好みに合わせたコンテンツレコメンデーションを行っています。そにより、レコメンド商品への接触による購買や視聴の増加が起きています。これは高度なAIによるパーソナライゼーションが顧客エンゲージメントの向上に直結することを示しています。
今後、特に注目すべきは、AIが単に既存の嗜好を強化するだけでなく、顧客の潜在的な興味を掘り起こす可能性を持っているという点です。

また、Snapchatは自社独自のAI機能「My AI」を広告主向けに開放し、コンテキスト広告という生成AI上の回答に企業商品の情報を盛り込んでいます。この結果、商品のリーチを高めることが出来ています。

AIを活用したマーケティング戦略の実装:CREADのアプローチ

当社のCREADでは、これらのAI技術を効果的に活用するためのコンサルティングサービスを提供しています。以下のようなステップで、お客様のマーケティング戦略にAIを組み込んでいきます。

  1. 現状分析と課題抽出

    • 既存のマーケティングプロセスの分析

    • KPIの設定と目標値の決定

  2. AI活用戦略の立案

    • 適切なAIツールとテクノロジーの選定

    • カスタマイズ計画の策定

  3. 段階的な導入と最適化

    • パイロットプロジェクトの実施

    • 結果分析と改善点の抽出

  4. 組織と人材の育成

    • AI活用のためのスキル開発プログラムの提供

    • 新しいワークフローの設計と導入

  5. 効果測定と継続的改善

    • 定期的なレビューと戦略の微調整

    • 新たな技術動向の把握と導入検討

ChatGPTなどのLLMは自由度が高いが故に、使い方がわかりにくいという点が多いと思います。ですが、業務を絞り自動化していく計画を立てるなど、包括的なアプローチにより、AI導入の障壁を低減し、効果的な活用を実現します。
実際、McKinsey & Companyの調査によると、AIを効果的に導入している企業は、そうでない企業と比較して2.5倍の収益成長率を達成しています。

まとめ:AIが拓くマーケティングの新時代

AIの導入により、マーケティング部門は以下のような変革を遂げることができます。

  1. データドリブンな意思決定の実現

  2. 創造的業務への集中と付加価値の向上

  3. 顧客体験の劇的な改善

  4. コスト効率の大幅な向上

  5. 市場変化への迅速な対応力の獲得

これらの変革は、マーケティング部門の戦略的重要性を高め、企業全体の成長エンジンとしての役割を強化します。

しかし、AIの導入には課題もあります。データの品質管理、プライバシーへの配慮、倫理的な使用など、考慮すべき点は多岐にわたります。CREADは、これらの課題に対しても、最新の知見と実践的なソリューションを提供します。

AIがもたらすマーケティングの未来に、みなさんも乗り遅れないようにしましょう。CREADは、AIを活用したマーケティング変革の伴走者として、皆様の成功をサポートいたします。

ご興味をいただけましたら、ぜひ当社のウェブサイトをご覧ください。また、個別のご相談も承っておりますので、お気軽にお問い合わせください!

1to1マーケティングの実現に向けて、皆様のビジネスにAIがもたらす可能性を、一緒に探っていけることを楽しみにしています。

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