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「人も動物も社会も大切にしたい」〜キドックスの願い

キドックスは茨城県つくば市に拠点を置く認定 NPO 法人です。拠点の正式名称を HACC (ヒューマンアニマルコミュニティセンター)キドックスといいます。ちょっと長い名前ですが、私たちはこの名前に誇りとこだわりを持っています。

キドックスは「人も犬も自分らしく」を掲げて、捨て犬の保護から心身の回復、保護犬譲渡からその後の生活までのサポートと、生きづらさを抱える子ども・若者の一歩を支援しています。

今回は、キドックスの「人も動物も社会も大切にしたい」という願いについて、改めて詳しく説明してみました!


キドックスは子ども若者と保護犬を中心とした、すべての人と動物を支援しています。

人も動物も孤立して困っている時に、声を上げられないのは一緒です。人も動物も、生き物であり、心があり、感情があります。声を発せずに悩んでいる当事者が、人の姿であったか、動物の姿であったか、の違いでしかありません。私たちキドックスは人と動物の双方が、本来持っている可能性を発揮し、心身ともに豊かに生きられる社会をつくるために活動しています。

⒈人を大切に。

人とのつながりや関係性を何より大切にしています。いつでもキドックスが、地域の方の安心して頼れる相談先でありたいし、ゆるくつながっていられる居場所でもありたいと思っています。

また、それぞれの方の価値観や多様性も尊重しているので、例えば犬が苦手な方への配慮や飼い主のマナーを守ることも大切にしています。

⒉動物を大切に。

私たちはメインで関わっている犬たちについては、犬の本来の姿(本能)を知り、人が犬との適切な関係性を学ぶ姿勢こそが大切だと考えています。

また動物介在活動についても、”犬を利用しないこと”を大切にしています。ドッグプログラムの過程でも、犬も心がケアされ、人と共に犬も課題を乗り越えていけるようにサポートすることで、必ず犬にもメリットが生まれるように取り組んでいます。

⒊社会を大切に。

私たちひとりひとりが社会のことを考えてちょっとしたアクションをするだけでも、その積み重ねが社会を変えると思っています。例えば、何気なく支払うお金がどこへ流れ、それが社会の良いことへつながっているのか、保護犬を迎える際に、その団体から迎えることが動物福祉として本当に良いことなのか、など、一歩広い視野で社会のことを想像したいと思っています。

それが巡り巡って、私たちが暮らす社会のため、これからの未来のためにつながると思っています。

(キドックスパンフレット「はじめましてキドックスです。」より抜粋)

最近のキドックス〜SNSから

【もみじが正式譲渡になりました🎉】
長らくのトライアルを経て、もみじが正式譲渡になりました🎉✨✨

いつも穏やかでゆったりな性格のもみじですが、一方で一度決めたら譲らない自己主張がはっきりした面もあり、里親A様のおうちではお散歩に行きたすぎて早朝吠えが頻発になってしまいトライアル中は心配もたえず🥲💦
対策について何度もやりとりしながら、里親A様もすごく色々と考えてもみじのことを想って都度対応してくださり、試行錯誤のためのトライアル期間延長を経て、とうとうお互いに折り合いがつく暮らし方を見つけることができました😭🙌✨
諦めずにもみじに向き合ってくださった里親A様には本当に感謝です🥲✨

社会に居場所が見つからない保護犬や子ども若者にあなたのサポートが必要です

学校に行けない、家の外に出れない、孤独を感じる、生きづらさを抱える子ども若者。
飼い主に捨てられた、虐待に遭った、野犬として育った、人間を怖がる保護犬。

そんな彼らは、誰かに必要とされることで社会に居場所を見つけ、自信を持つことで自分の生きる道を歩みだし、自分らしく生きる一歩を踏み出すことができます。

保護犬や子ども若者のための居場所づくりには、皆さまからのサポートが必要です。応援よろしくお願いします!

認定NPO法人キドックス代表理事のnote

キドックス事務局長・岡本のnote