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スタートアップ企業へ転職し、1か月後に育休取得したお話

アダコテックで事業開発をしている喜田です。アダコテックには6/1に入社したのですが、5月末に第一子が生まれ、入社1か月後に3週間ほど取得させていただきました。初めての子育てで右も左も分からない状態で大変なこともありましたが、それも込みで非常に充実した時間を過ごすことが出来たので、これを読んでくださる皆さん(特に男性陣)が育休を取ってみようかなと少しでも思ってくれたら嬉しいです。

先ずどのような流れで育休取得を進めたのか書いていきたいと思います。

転職活動時

2022年2月下旬頃から転職活動を始めましたが、ビズリーチやリクルートダイレクトスカウトに登録し、転職エージェントの方や企業ダイレクトで情報収集を進めました。転職したいタイミングで子供が生まれる可能性があったので、お話した方全員にそのことは最初に伝えるようにし、入社後すぐに育休を取得する可能性がある事は頭出ししていました。

最終的にアダコテックの他に複数社内定をいただきましたが、カジュアル面談や面接の最初から上記をお伝えしていたので、どの会社様も入社日の調整や、育休のタイミングについてご理解いただいた上で話を進めることが出来ました。

嬉しいことにアダコテックからも内定をいただき、オファー面談の日程調整をしているまさにその時、同じ事業開発に所属し、私よりも随分前(2021年1月)にアダコテックに入社した中村さんが育休のNoteを書いており、即座に妻にシェアした記憶があります。https://note.com/kosuke_nakamura4/n/n8a8ed0d87ee6

私は一度大企業からスタートアップに転職していた状況だったので、2度目のスタートアップへの転職については妻にも理解を得やすかったですが、まだ20人にも満たないアダコテックに転職するにあたり、この記事は出産を控える妻にとってもとても心強い、後押しになる記事だったと思います。代表である河邑さんからも「是非育休取りましょう!子育てと仕事を両立できるような会社を作っていきましょう!」と後押ししていただき、「事業内容、事業フェーズ、働いている人」に最初から魅力を感じていたアダコテックに入社することを決意しました。

入社後

前述の通り6/1付けでアダコテックに入社しました。入社直後は「いつから」「どれだけの期間」育休を取得するか未定でした。以下2点を鑑みて考えたかったからです。
1) 妻が里帰りからいつ東京に戻ってくるか
2) 任せていただいた業務(市場調査)をいつまでに何をしないといけないか

2)については河邑さんと相談の上、期限とその時のゴールを設定し、最終的に7/11から3週間育休を取得することにしました。
会社の成長を大きく左右する「市場調査→選定」という重要な業務の道半ばで離れることになり、河邑さんをはじめ、営業企画メンバーには負担をかけてしまいましたが、快く送り出していただき非常に感謝しています。

育休取得してみた結果

結論から言うと、以下3つの点で取得して本当に良かったと思いました。

1) 育児と家事の両立の大変さを知ることができた

不規則に対応しないといけないおむつ替え、寝かしつけ、ミルク授乳(母乳メインだが)。その合間を縫った洗濯や自分たちの食事の準備。予定通りにいくことなんかほとんどなく、育児&家事を分担しながら、その中でどれだけ自分の時間も作るのかということも最初は大変苦労しました。
育休期間終わるとあまりできないなと思い、朝ごはんと晩ごはんを作ることを心がけていましたが、これが自分の奥さん的には結構助かっていたようで、意外と作るのも楽しかったので男性陣の皆さん、育休取る際は是非やってみてください。

2) 仕事への理解をしてもらいやすくなる

子供が生まれたら母親は子育てを最優先にせざるを得なくなります。そんな中、自分は従業員20人ほどのスタートアップに転職し、新しいことにチャレンジすることを決断しました。前職の経験からスタートアップは環境が目まぐるしく変わるので、家族の理解なしにはフルコミットで働くことは難しいと思います。突発的な出張が入ることもあるだろうし、トラブルが発生して遅い時間まで働く時もあるだろうし、様々なことが凄まじいスピード感で発生します。

そんな中でも育休を取得したおかげで、「子育てにもコミットできる人」と見てもらえる(と思ってる)ので、仕事がしやすい環境ができたなと思いました。(もちろん引き続き子育てにコミットしていきます)

3) 奥さん側のリハビリ期間ができた

妻は里帰り出産をしていたので実家のサポートを受けていましたが、帰ってきて急に1人で育児と家事をやろうとすると精神的にも体力的にも負担が大きいところを、夫側が育休を取ることで1)の負担を半分にすることができます。その日起きたことをリアルタイムで共有でき、精神的にも安心感をもってもらえます。自分自身も育休期間中に「仕事復帰したら平日はこれはできそうだけど、これはできなさそうだな」という感覚も得られ、それを妻と共有することでお互いが「自分は何をして、何を任せるか」という業務分担もできたので、(今のところ)不平不満なく日々を過ごせていると思っています。

最後に

スタートアップで育休を取得するということは当たり前にできることではないと思っています。大企業でも周りの協力は必要ですが、スタートアップは大企業のような潤沢な資金もなく、「ランウェイ(=生存期間)」があります。アダコテックは有難いことにしっかり資金調達もできているので明日潰れるというようなことはないですが、それでも「ランウェイ」はあります。自分が育休を取っている間にも資金は着実に溶けています。

そんな中、育休を取ることを前提に自分を採用して下さった河邑さんをはじめ、メンバーの皆さんも育休取得を快く受け入れてくださり、既にめちゃくちゃ忙しい中、不在期間のカバーをしてくださり感謝しきれません。自分にできることは次に育休取得する人にこの恩を送ること、アダコテックが育児をしながら活躍できる企業文化を作っていくことだと思っています。

アダコテックでは育児をしながら活躍している社員が多数います!家族との時間を大切にしながら、急成長中のスタートアップで一緒にチャレンジしてくれる方を募集しています!是非お気軽にご連絡ください!!
https://herp.careers/v1/adacotech



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