2-6-2の法則と嫌われる勇気、そしてばあちゃんたち。
対話の仕事を始めて思う。いつかリスペクトし合える同業の仲間が増えてったら最高だな!と。
まだ見ぬ仲間=エアー仲間(ある男友達はそれを〝イマジナリーフレンド〟と呼んでいた笑笑)との楽しい仕事?趣味?を夢見るキイコです、こんばんは。
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ところで、
2-6-2の法則を知っていますか?
対話サービスのクライアントからも時々耳にする、嫌われたくない、みんなと上手くやりたい好かれたい、という悩みに対して一つの例え話・捉え方としてこれを話すことがあります。
それが
2割の人は自分のことを嫌う、6割はどうでもいいと思ってる層であり、残り2割は好きになってくれる。
というもの。
どんな自分でいたって自然にそのような割合で他者が自分のことを認識するそう。
つまりどれだけ努力したところでそういうuncontrollableな自然分布が発生するのだとしたら、嫌われることを考えてもそもそも無意味ですよね笑!
だって例えば自分が一生懸命嫌われないように全身全霊を駆使していても、嫌われないようにするような人のことを嫌いな人なんかも発生するし笑、とにかくあんまり意味ない気がしませんか???
ちなみにわたしが〝イケてるな〟と思う人(メンタルが安定していて自分に集中しており他者に対しても余裕・寛容性があることが前提のご機嫌な人)はおしなべて嫌われる勇気があるかもしれない〜。
嫌われる勇気があるってことは、自分が大切にしていることを理解している、ってことでもあるし知性とか誠実さを感じもする!
考えてみれば、わたしを選んでくれるクライアントさんも好感を持つ2割+6割のグレーゾーンからいらっしゃるのだろうな!とふと俯瞰。
でももちろん、わたしに好感を持たない残りの2割の人にも対話・哲学するプロの相手は必要でしょう♡♡
他者がいて多様性があって、嬉しいのはそういうところ!
嫌われても大丈夫!
わたしにはわたしに合う誰かがいて、もちろんあなたにもそうで、知らない誰かにも、きっとそう。
ナイスなネットワークがいつか広がって、サポートし合えたら最高だーーー♡
ーー
父方の祖母が呆けはじめたとき、抱きしめて手を握ってありがとうとさようならを脳内で言いました。
母方の祖母の時もそう。
幼い頃からずっと身近だった人たちとの別れを静かに感じていました。
しっかり覚えておこう、と見つめたり触ったり確かめましたが、なんなら今でもしっかり覚えてる気でいますが、人間ですから確実に忘れつつ、書き換えられているんでしょうね〜。
記憶はいわば意識のバトンパスによって出来てるみたいですから。
人生のリアル・理不尽なことやハプニング、生老病死に愛別離苦、、、あらゆる諸行無常を経験して受け入れていくのは生きてゆくための胆力が付いてくるというのか、、、
わたしの場合は現実に対峙すること、寛容さ、判断力、覚悟、耐性、責任感、行動力など増してゆき、しっかり地に足が着いていった、細かいことがどうでもよくなってきて、人生への集中力が冴えてくるのをハッキリ感じました。
言語化してきたので都度、再定義され意識出来たんだと思います。
『こないだまで楽しく幼稚園に通っとった思うたら、気付いたら皺々よ、友達もとうにみんな死んで、92歳!人の世話ばかりやってきた人生、もしも生まれ変わったらアンタみたいに自分のために好きに生きてみたいわ〜!』
とわたしを見てほくそ笑んでいた祖母です(毒っ気・茶目っ気とユーモアが癖になる母方の祖母でした笑)。
もちろん彼女なりの幸せも喜びもあったでしょう。わたしのようなアウトローな孫がいたこともまずまずの喜びだったのでは笑?
わたし達はなかなか良い関係だった、、、感謝!
昨今、わたしのメメント・モリ&カーペ・ディエム感は、家族などだいたい身の回りからの教訓(反面教師含む)から得てきたんだな〜と気付くこと多数。
ところで、風呂で3日間に分けて映画『ミナリ』を観ました。
アメリカでの成功や暮らしの安定を夢見て移住した韓国人一家のたくましい物語。
正直、映画自体にさしてピンと来るものは無かったのですが、久しぶりに〝ばあちゃん〟の存在感を感じてわたしの〝ばあちゃんたち〟が恋しくなりました。
わたしの血縁のばあちゃんたち以外にも、今まで色んなばあちゃんたちとの出会いや関わりもあった。
わたしは甘えさせてくれる色んな方々に世話になって生きてきたので笑、彼彼女らの存在を振り返るとき、すごく感謝を感じますし、自分も誰かにとってそういう存在でありたいなと思うような人間になりましたよ。
美しく完璧ではない現実的な物語はリアルですね、現実のリアルさは元々物語を越えていますが。はい、事実は小説より奇なり。
ただ、自分には起きないこともあらゆるスケールでリアルに悟らせて啓発してくれる力が創作・芸術にはあります。
わたしは現実と同じく、そちらも信じているタイプ!
さて東京は日暮れ。
今日も美しい真冬の茜空が自宅の窓辺に広がっています。
事務やろう〜。
一日おつかれさまでした♡
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