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レディちゃんの話。

私は今、とても悔しい。
生理が始まってから、気持ちが嘘のように明るくなっているからだ。
なんだ。良いことじゃないか。
と思うかもしれないが違うんだ。
少しセンシティブな話で、こんな話は全世界に公開するような愚痴ではないのだが私にとってとても悩ましいことであるため、書き記しておきたい。

以下、生理ちゃんのことを、「レディちゃん」と呼ぶことにする。
本日は、女性にとってニックき相棒、レディちゃんについて少し話したい。

レディちゃんが来るときの感じ方や症状は人それぞれである。
来る前、来ているとき、来た後でそれぞれ症状は違うし、心の感じ方や痛みも人それぞれである。レディちゃんが来ることは女性にとって健康的な体であることの証であるし、とても大事な存在だ。

だがしかし、私の場合。
レディちゃんが来る前日には必ず、絶対、100%!!!
イライラ、不安感、絶望感。が募りに募り、
夜になると、感傷的になり、人生に絶望して、涙が出る。
最近はもう100パーだ。
そして必ず、泣いた夜の翌日はレディちゃんが踊りだす。
そして、レディちゃんが躍りだすと、今までの鬱々とした気持ちが嘘のように晴れていくのである。

前日までのあの絶望感はどこへ行ったのか。
気分が晴れていくのはとても嬉しいことなのだが、私はレディちゃんに心を奪われてコントロールされているのではないか、というよりもう、私の人生の選択の運命レディちゃんがすべて握っているんじゃないかと思うくらい、情緒がおかしくなる。

そのことが途轍もなく不安なのだ。

普段の態度もおそらく明らかに暗いと思う。
これはレディちゃんの仕業だから大丈夫。この暗い気持ちもいつかは晴れると自分に言い聞かせても、不安な気持ちが大きくなり、本当に死にたくなってしまう。死にたくなってしまう自分にまた落ち込み、もうどうしようもなくなる。

もうなんなん!
私自身の気持ちはどこにあるんだ!
レディちゃんに自分の人生を奪われているようで、とても悔しいのだ!!

私はレディちゃんが来る前の症状が少し重めなのだが、来てからは割と軽い方である。レディちゃんが原因で周りからの評価や、大切な決断の運命が変わっているんじゃないかと思うくらい、自分が自分ではないように感じてしまう。これはただの言い訳で、これも私なのだけれど。

けれど、きっと私よりももっと重い症状で悩んでいる人はたっくさんいて、皆一生懸命戦っている。

レディちゃんがいることは私が私であるために必要なことで、レディちゃんが来るということは私の体が健康であるという証明にもなる。そして、これからレディちゃんと、あと約30年ほど付き合っていかなければならない事実は変わらないのである。

これといった解決法もオチもくそもないです、すみません。
上手く付き合っていこうな。
仲よくしよう。相棒。

とりあえずシュークリームとカップラーメン食べよか。

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