吉兵衛

心に感じたことを詩にしたいと思い、投稿始めました。 よろしくお願いします。 (2022…

吉兵衛

心に感じたことを詩にしたいと思い、投稿始めました。 よろしくお願いします。 (2022/09/22)

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『生きる』-詩-

全ての生きる人に大切なもの それは愛すること 人を 詩を 食を 楽を 隣人を 歌曲を 食事を 趣味を 全ての事柄を愛すること それだけで世界の色が変わる だがそれは博…

吉兵衛
1年前
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『言葉』 -詩-

思うことがある 人の浅慮 人の愚行 何故に過ちを犯すのか 感じることがある 人の悪意 人の嫌悪 何故に敵対心を持つのか 怒りを形にするのは簡単で 傷付けるのも簡…

吉兵衛
1年前
6

『加減』 -詩-

温かい紅茶を淹れる ブランデーを一垂らし 寒い夜にとっておきの一杯 至福の一時は 最上の技術の賜物 量が過ぎれば渋く 時が過ぎれば苦く 雑が過ぎれば不味い 誰の…

吉兵衛
1年前
3

『優しさ』 -詩-

冷たい風が吹き抜ける 冬の寒さによるものか 世間の厳しさによるものか 人の悪意によるものか 手は悴み 心は竦み 限界を近く感じる ふと温かさを感じる 言の葉のか…

吉兵衛
1年前
3

『凡人』 -詩-

僕はスーパーマンじゃない 助けを呼ばれたからって 一瞬で辿り着けるわけがない 私はイエス・キリストじゃない 救いを求められたからって 幸福を与えられるわけがない…

吉兵衛
1年前

『腹八分目』 -詩-

茶碗に一杯目をよそう 空腹も手伝って あっという間に掻き込む 茶碗に二杯目をよそう 今度はおかずと一緒に 味わいながら口に運ぶ 茶碗に三杯目をよそう 心持ち少な…

吉兵衛
1年前
4

気付けば90日連続投稿!
自分でもよく分からない詩のようなものを綴っていますが、これからも心に浮かんだものを形にしていこうと思います。

吉兵衛
1年前
1

『信号機』 -詩-

碧色に輝いている 鮮やかな世界に 誰一人疑いを持たず 己が信念の下 歩み続ける 黄色に光っている 眩しい世界に 見えぬ行先を躊躇しつつ 己が判断の下 走り抜ける …

吉兵衛
1年前
1

『善悪』 -詩-

優しくしたい 慈しんであげたい 誰もが持ち得る感情 騙してやりたい 奪ってしまいたい 誰もが持ち得る感情 私達には選択の自由がある 誰が為に生きるのか 誰が為に…

吉兵衛
1年前
3

『太陽』 -詩-

アイツはいつも笑っていて そばにいると暑苦しいけど いないと少し寒々しい アイツはいつも明るくて 周りの人を照らして結び 遠くの人さえ寄せ付ける 消えてしまった…

吉兵衛
1年前
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『金メダル』 -詩-

それは忘れ得ぬ想い出 過ぎ去りし時間と 悪意に塗れた世界に 私自身が摩耗されようとも 今尚 光り輝き続けている 過去の栄光に縋る 昔日の賛美に酔う 他人から見れ…

吉兵衛
1年前
6

『休日』 -詩-

大好きなおかずと ホカホカの白ご飯 聴き飽きない名曲と 柔らかく沈むベッド 安いがお気の入りのコーヒーと CMでよく見かけるチョコ菓子 ゆっくりと沈む夕日と 笑っ…

吉兵衛
1年前
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『判断』 -詩-

目の前に困っている人がいる 助けるならば 自分の首を締める 助けられないならば 自分の心を傷付ける 状況が 立場が 心情が 自分を追い詰める 誰かの為に 自分の…

吉兵衛
1年前
4

『平和』 -詩-

退屈な時間 閑静な空間 習慣な行動 いつもと同じ 変わらない毎日 トラブルは無く 心配事も杞憂に終わる そんな日々は続かない 分かっているからこそ 体と心を休め…

吉兵衛
1年前

『疲弊』 -詩-

跳梁跋扈 ヤツは身体中を飛び回る 昨日は頭が 今日は足が 明日は心が 重く痛む 追い出したと思っても どこからでも戻ってくる 寝る 飲む 食べる 対処療法を試みる…

吉兵衛
1年前
3

『問題』 -詩-

湖に石が投げ込まれる 水面に波紋が生まれ 少しずつ大きくなり 岸に辿り着くと反射し やがて元の位置に返る 事の始点 話の拡散 問の反響 答の終着 何度も何度も石…

吉兵衛
1年前
2
『生きる』-詩-

『生きる』-詩-

全ての生きる人に大切なもの

それは愛すること

人を 詩を 食を 楽を

隣人を 歌曲を 食事を 趣味を

全ての事柄を愛すること

それだけで世界の色が変わる

だがそれは博愛主義のようなもの

誰にでも可能なことではない

だからまずはあなた自身を

愛することから始めよう

たとえ どんな失敗をしたとしても

たとえ どんな誹謗をされたとしても

許すことも 生かすことも

愛する自分には

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『言葉』 -詩-

『言葉』 -詩-

思うことがある

人の浅慮

人の愚行

何故に過ちを犯すのか

感じることがある

人の悪意

人の嫌悪

何故に敵対心を持つのか

怒りを形にするのは簡単で

傷付けるのも簡単で

全てを壊すことも簡単だ

想像は厳重に

選択は慎重に

口先一つで未来は決まる

言葉の力を知るあなたへ

『加減』 -詩-

『加減』 -詩-

温かい紅茶を淹れる

ブランデーを一垂らし

寒い夜にとっておきの一杯

至福の一時は

最上の技術の賜物

量が過ぎれば渋く

時が過ぎれば苦く

雑が過ぎれば不味い

誰の為のものなのか

何の場に用いるのか

思慮を欠いては持て成せない

明日も茶を嗜む

最高の休息が為に

私は努力を惜しまない

臨機応変を心掛けるあなたへ

『優しさ』 -詩-

『優しさ』 -詩-

冷たい風が吹き抜ける

冬の寒さによるものか

世間の厳しさによるものか

人の悪意によるものか

手は悴み

心は竦み

限界を近く感じる

ふと温かさを感じる

言の葉のかけら

一杯のコーヒー

人の笑顔

ささやかな断片

でも掻き集めれば

私を温めてくれる

まだまだやれるさ

辛い境遇に救いを求めるあなたへ

『凡人』 -詩-

『凡人』 -詩-

僕はスーパーマンじゃない

助けを呼ばれたからって

一瞬で辿り着けるわけがない

私はイエス・キリストじゃない

救いを求められたからって

幸福を与えられるわけがない

俺は土方歳三じゃない

誇りを貫こうと言われたからって

死ぬまで戦えるわけがない

それぞれの理想と現実

重なることはほとんど無く

重ねることは難しい

努力はする

努力しかできない

求められることの難しさを噛みしめ

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『腹八分目』 -詩-

『腹八分目』 -詩-

茶碗に一杯目をよそう

空腹も手伝って

あっという間に掻き込む

茶碗に二杯目をよそう

今度はおかずと一緒に

味わいながら口に運ぶ

茶碗に三杯目をよそう

心持ち少なめに

最後の幸福感を味わう

「ご馳走さまでした」と

手を合わせたときの

満足感と僅かな寂しさ

明日に思いを馳せながら

今日の終わりもあと少し

楽しみは明日もあるさ

物足りなさを次の期待へと繋ぐあなたへ

気付けば90日連続投稿!
自分でもよく分からない詩のようなものを綴っていますが、これからも心に浮かんだものを形にしていこうと思います。

『信号機』 -詩-

『信号機』 -詩-

碧色に輝いている

鮮やかな世界に

誰一人疑いを持たず

己が信念の下 歩み続ける

黄色に光っている

眩しい世界に

見えぬ行先を躊躇しつつ

己が判断の下 走り抜ける

赤色に染まっている

鮮烈な世界に

驚愕と畏怖が包み込み

己が諦念の下 立ち止まる

世界は時間と共に

流れ続けている

変化は私達を待ってくれない

貴方の目には

どう映っているのかな

安全の価値を考えるあなた

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『善悪』 -詩-

『善悪』 -詩-

優しくしたい

慈しんであげたい

誰もが持ち得る感情

騙してやりたい

奪ってしまいたい

誰もが持ち得る感情

私達には選択の自由がある

誰が為に生きるのか

誰が為に成し遂げるのか

過程は未決定

未来は不確定

だから私の生き方は

自己満足に導かれる

損得か 悲喜か

天秤はどちらにも揺れている

相反する二人の自分を見つめるあなたへ

『太陽』 -詩-

『太陽』 -詩-

アイツはいつも笑っていて

そばにいると暑苦しいけど

いないと少し寒々しい

アイツはいつも明るくて

周りの人を照らして結び

遠くの人さえ寄せ付ける

消えてしまった今でさえ

心と身体に熱を残している

暖かな優しさ

明るい笑顔

どこにいても

時が過ぎても

アイツはきっと

誰かの為に寄り添っている

心に残っている大切だった人を忘れられないあなたへ

『金メダル』 -詩-

『金メダル』 -詩-

それは忘れ得ぬ想い出

過ぎ去りし時間と

悪意に塗れた世界に

私自身が摩耗されようとも

今尚 光り輝き続けている

過去の栄光に縋る

昔日の賛美に酔う

他人から見れば滑稽で

朝笑われる道化かもしれない

それでも私は

努力が実ったあの瞬間が

仲間と笑い合ったあの瞬間が

世界が認めてくれたあの瞬間が

「今」を支えてくれているんだ

私の生きた道は間違っていなかった

誇りを胸に生

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『休日』 -詩-

『休日』 -詩-

大好きなおかずと

ホカホカの白ご飯

聴き飽きない名曲と

柔らかく沈むベッド

安いがお気の入りのコーヒーと

CMでよく見かけるチョコ菓子

ゆっくりと沈む夕日と

笑って駆けて行く子供たち

幸せな一時

心の平穏

癒しと切なさを噛みしめるあなたへ

『判断』 -詩-

『判断』 -詩-

目の前に困っている人がいる

助けるならば

自分の首を締める

助けられないならば

自分の心を傷付ける

状況が

立場が

心情が

自分を追い詰める

誰かの為に

自分の為に

自由に生きるのは難しい

私はただ

皆が幸せであればと

皆が楽しんでいられるならばと

願っているだけなのに

私の居場所が選択を迫る

責任と本音の掛け算

答えにいつも悩んでいる

素直に生きることを縛ら

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『平和』 -詩-

『平和』 -詩-

退屈な時間

閑静な空間

習慣な行動

いつもと同じ

変わらない毎日

トラブルは無く

心配事も杞憂に終わる

そんな日々は続かない

分かっているからこそ

体と心を休める

電話と罵声が

僕の耳に届くまでは

平凡な時を大切に想うあなたへ

『疲弊』 -詩-

『疲弊』 -詩-

跳梁跋扈

ヤツは身体中を飛び回る

昨日は頭が

今日は足が

明日は心が

重く痛む

追い出したと思っても

どこからでも戻ってくる

寝る 飲む 食べる

対処療法を試みるも

全ては焼石に水

せめて心だけでも

癒やされたいものだと

独りの部屋で苦笑した

日々の重荷に耐えるあなたへ

『問題』 -詩-

『問題』 -詩-

湖に石が投げ込まれる

水面に波紋が生まれ

少しずつ大きくなり

岸に辿り着くと反射し

やがて元の位置に返る

事の始点

話の拡散

問の反響

答の終着

何度も何度も石が投げ込まれる

波紋と波紋がぶつかり合い

また新たな形となって水面を揺らす

自分にとっては

不本意で 不愉快な

世界の混乱である

今日も石が投げ込まれた

なんと伝えればいいのか

言葉はまだ纏まっていない

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