吉兵衛

心に感じたことを詩にしたいと思い、投稿始めました。 よろしくお願いします。 (2022…

吉兵衛

心に感じたことを詩にしたいと思い、投稿始めました。 よろしくお願いします。 (2022/09/22)

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『生きる』-詩-

全ての生きる人に大切なもの それは愛すること 人を 詩を 食を 楽を 隣人を 歌曲を 食事を 趣味を 全ての事柄を愛すること それだけで世界の色が変わる だがそれは博愛主義のようなもの 誰にでも可能なことではない だからまずはあなた自身を 愛することから始めよう たとえ どんな失敗をしたとしても たとえ どんな誹謗をされたとしても 許すことも 生かすことも 愛する自分には できるのだから 全ての生きる人、そして何かに疲れたあなたへ

    • 『言葉』 -詩-

      思うことがある 人の浅慮 人の愚行 何故に過ちを犯すのか 感じることがある 人の悪意 人の嫌悪 何故に敵対心を持つのか 怒りを形にするのは簡単で 傷付けるのも簡単で 全てを壊すことも簡単だ 想像は厳重に 選択は慎重に 口先一つで未来は決まる 言葉の力を知るあなたへ

      • 『加減』 -詩-

        温かい紅茶を淹れる ブランデーを一垂らし 寒い夜にとっておきの一杯 至福の一時は 最上の技術の賜物 量が過ぎれば渋く 時が過ぎれば苦く 雑が過ぎれば不味い 誰の為のものなのか 何の場に用いるのか 思慮を欠いては持て成せない 明日も茶を嗜む 最高の休息が為に 私は努力を惜しまない 臨機応変を心掛けるあなたへ

        • 『優しさ』 -詩-

          冷たい風が吹き抜ける 冬の寒さによるものか 世間の厳しさによるものか 人の悪意によるものか 手は悴み 心は竦み 限界を近く感じる ふと温かさを感じる 言の葉のかけら 一杯のコーヒー 人の笑顔 ささやかな断片 でも掻き集めれば 私を温めてくれる まだまだやれるさ 辛い境遇に救いを求めるあなたへ

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        『生きる』-詩-

          『凡人』 -詩-

          僕はスーパーマンじゃない 助けを呼ばれたからって 一瞬で辿り着けるわけがない 私はイエス・キリストじゃない 救いを求められたからって 幸福を与えられるわけがない 俺は土方歳三じゃない 誇りを貫こうと言われたからって 死ぬまで戦えるわけがない それぞれの理想と現実 重なることはほとんど無く 重ねることは難しい 努力はする 努力しかできない 求められることの難しさを噛みしめるあなたへ

          『凡人』 -詩-

          『腹八分目』 -詩-

          茶碗に一杯目をよそう 空腹も手伝って あっという間に掻き込む 茶碗に二杯目をよそう 今度はおかずと一緒に 味わいながら口に運ぶ 茶碗に三杯目をよそう 心持ち少なめに 最後の幸福感を味わう 「ご馳走さまでした」と 手を合わせたときの 満足感と僅かな寂しさ 明日に思いを馳せながら 今日の終わりもあと少し 楽しみは明日もあるさ 物足りなさを次の期待へと繋ぐあなたへ

          『腹八分目』 -詩-

          気付けば90日連続投稿! 自分でもよく分からない詩のようなものを綴っていますが、これからも心に浮かんだものを形にしていこうと思います。

          気付けば90日連続投稿! 自分でもよく分からない詩のようなものを綴っていますが、これからも心に浮かんだものを形にしていこうと思います。

          『信号機』 -詩-

          碧色に輝いている 鮮やかな世界に 誰一人疑いを持たず 己が信念の下 歩み続ける 黄色に光っている 眩しい世界に 見えぬ行先を躊躇しつつ 己が判断の下 走り抜ける 赤色に染まっている 鮮烈な世界に 驚愕と畏怖が包み込み 己が諦念の下 立ち止まる 世界は時間と共に 流れ続けている 変化は私達を待ってくれない 貴方の目には どう映っているのかな 安全の価値を考えるあなたへ

          『信号機』 -詩-

          『善悪』 -詩-

          優しくしたい 慈しんであげたい 誰もが持ち得る感情 騙してやりたい 奪ってしまいたい 誰もが持ち得る感情 私達には選択の自由がある 誰が為に生きるのか 誰が為に成し遂げるのか 過程は未決定 未来は不確定 だから私の生き方は 自己満足に導かれる 損得か 悲喜か 天秤はどちらにも揺れている 相反する二人の自分を見つめるあなたへ

          『善悪』 -詩-

          『太陽』 -詩-

          アイツはいつも笑っていて そばにいると暑苦しいけど いないと少し寒々しい アイツはいつも明るくて 周りの人を照らして結び 遠くの人さえ寄せ付ける 消えてしまった今でさえ 心と身体に熱を残している 暖かな優しさ 明るい笑顔 どこにいても 時が過ぎても アイツはきっと 誰かの為に寄り添っている 心に残っている大切だった人を忘れられないあなたへ

          『太陽』 -詩-

          『金メダル』 -詩-

          それは忘れ得ぬ想い出 過ぎ去りし時間と 悪意に塗れた世界に 私自身が摩耗されようとも 今尚 光り輝き続けている 過去の栄光に縋る 昔日の賛美に酔う 他人から見れば滑稽で 朝笑われる道化かもしれない それでも私は 努力が実ったあの瞬間が 仲間と笑い合ったあの瞬間が 世界が認めてくれたあの瞬間が 「今」を支えてくれているんだ 私の生きた道は間違っていなかった 誇りを胸に生き続けるあなたへ

          『金メダル』 -詩-

          『休日』 -詩-

          大好きなおかずと ホカホカの白ご飯 聴き飽きない名曲と 柔らかく沈むベッド 安いがお気の入りのコーヒーと CMでよく見かけるチョコ菓子 ゆっくりと沈む夕日と 笑って駆けて行く子供たち 幸せな一時 心の平穏 癒しと切なさを噛みしめるあなたへ

          『休日』 -詩-

          『判断』 -詩-

          目の前に困っている人がいる 助けるならば 自分の首を締める 助けられないならば 自分の心を傷付ける 状況が 立場が 心情が 自分を追い詰める 誰かの為に 自分の為に 自由に生きるのは難しい 私はただ 皆が幸せであればと 皆が楽しんでいられるならばと 願っているだけなのに 私の居場所が選択を迫る 責任と本音の掛け算 答えにいつも悩んでいる 素直に生きることを縛られたあなたへ

          『判断』 -詩-

          『平和』 -詩-

          退屈な時間 閑静な空間 習慣な行動 いつもと同じ 変わらない毎日 トラブルは無く 心配事も杞憂に終わる そんな日々は続かない 分かっているからこそ 体と心を休める 電話と罵声が 僕の耳に届くまでは 平凡な時を大切に想うあなたへ

          『平和』 -詩-

          『疲弊』 -詩-

          跳梁跋扈 ヤツは身体中を飛び回る 昨日は頭が 今日は足が 明日は心が 重く痛む 追い出したと思っても どこからでも戻ってくる 寝る 飲む 食べる 対処療法を試みるも 全ては焼石に水 せめて心だけでも 癒やされたいものだと 独りの部屋で苦笑した 日々の重荷に耐えるあなたへ

          『疲弊』 -詩-

          『問題』 -詩-

          湖に石が投げ込まれる 水面に波紋が生まれ 少しずつ大きくなり 岸に辿り着くと反射し やがて元の位置に返る 事の始点 話の拡散 問の反響 答の終着 何度も何度も石が投げ込まれる 波紋と波紋がぶつかり合い また新たな形となって水面を揺らす 自分にとっては 不本意で 不愉快な 世界の混乱である 今日も石が投げ込まれた なんと伝えればいいのか 言葉はまだ纏まっていない 大小問わず、日々難関に立ち向かうあなたへ

          『問題』 -詩-