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project NO.24

私は湖の近くで12年ほど「KiccA.」という、看板もアートサンプルも無い小さなネイルサロンを営んでいます。勤務していたネイルサロンを辞めて独立したのが32歳の時。それから2年ほど自宅サロンを経て今の店舗形態になったので、自宅サロンの頃からお付き合いのあるお客様とは14年ほどのおつきあいになります。(ネイリスト歴は16年ほど)
当時32歳だった私も今年46歳になりました。こんなに長くネイリストをやっているとは当時は思いもしませんでした。(というかいつまでやるのかは考えてなかった。の方が的確かもしれません)

今日は、そんなサロンワークの中でこの14年の間に関わってきたお客様たちと「いっしょに作りたいもの」が出来たので、その事を書きたいと思います。プロジェクトの名前は「No.24/私の24番」です。少し長い文章なので目次をつけました。数回に分けて読む時に栞の代わりにお使いください。

つやつや

お客さまのこと

少しお客さま達のことを書きます。うちのお客さま達はとにかく見た目も行動も年齢不詳な人が多いので正確な年齢把握が困難です。大体これくらいだったはず。くらいのレベルでのざっくりな把握具合です。マキシマムザホルモンのバンドTシャツを「これはユニクロです」と言うような当然な雰囲気で着こなして、トップクラスの進学校に通う娘の学校にお弁当を届けたり(そういえば入院した時も枕にホルモンのバスタオルが巻かれていた様な…)。どこでこんなに可愛いブローチを?と釘付けになる様なものを身につけていたり(聞いたらどこぞやで貰った昔のガチャガチャのおもちゃの車を自分でブローチに改造したそうな)。若い子でも難易度が高い様な個性的な服をサラッと着こなしていたり。昨日ネイルに来たはずなのに翌日はソロで「推し」の遠くの地方公演に行って昼からひとりでビールを飲んでいたり(大体インスタで発見して驚きます)。街中で「なんかオシャレな人いるなあ」と思ったらお客さまだったり。50代で好きな仕事を始めてちょっとここでは書けない様な売り上げを上げていたり。ずっと「普通の主婦」だったはずなのに、40代後半でそれまではひっそりと隠されていた「戦略性とセンス」を大爆発させて総フォロワー数万人のインフルエンサーになっていたり。オリジナルの服を販売し始めて「ももちゃん、プロモーション用の写真撮れる?」とお仕事までくれる様になってたり(ありがたい)。子供たちが独立した後に突如園芸に目覚めて自宅の庭をあっという間に「ガーデン」にしてしまい、ネイルついでにうちのサロンにある観葉植物や庭木の先端を切って帰って、かたっぱしから「根出し」して株を増やしまくり「今年の漢字は根!」とか言ってたかと思ったら、翌年には自宅の庭では飽き足らず実家の山に入って竹を伐採してその竹で階段を作り山道を開拓し始めたり。アグレッシブすぎて訳がわかりません。

ネイリストは、お客さまの手に触れながらお互い向き合って、大体2時間くらいの時間を共有するスタイルで施術をします。(体に触ったり長い時間を共有する業種は他にもあるけど「向き合って、触れ合う」ってところが独特な距離感を作るな。と、個人的に思っています) そしてメンテナンスで3.4週間にいちどのペースで定期的にお会いします。4週間周期で1年13回。時間にすると26時間。14年になると364時間の時間を共有した事になります。定期的に触れて向き合って、時間を共有させてもらいながら14年間。同じ場所で同じスタイルで定点観察のように「女性」の変化を見てきました。
私が「エイジング」を「アンチ」したい気持ちも持たず、あまり年齢という記号にとらわれずに「中年」と呼ばれる年齢になれたのは、この「お客さまたちとの時間」のお陰でもあります。30代の時は、私より年上の方との時間の中で「思ってたより40代ってすごく楽しそうだなあ」と思わせてもらえたし、40代の今も「多分年上」であろうお客さまを見ていて「50代って本当に自由なんだなあ」と思ってしまっています。
そして上で書いた「お客さまの訳のわからなさ」は、言い換えると「想像がつく未来」を誰ひとりとして私に「見せてくれない」ということでもあります。職場や組織の中にいると「数年後は私もきっとあのルートを通ってあんな風になるんだろう」と想像がついてしまう瞬間があるけれど、私にとって「そう思ってしまうこと」は小さな頃から「すごく面白くない」事で、つまらない事でした。お客さまたちの人生はそう言う意味でとにかく予測不能で訳がわからなくて面白いのです。
若い方を見ていても「今時の若い人は」と思うどころか新しい視点を惜しげもなくパタパタと開いて見せてくれます。ひとつの視点に執着しがちな中年期のわたしに、つぎつぎと新しいページを開いて見せてくれるのです。「新世代の未来」はこれまでとは全く違うんだろうなと思わせられたり、逆に「わたしより長く生きているのでは?」と思うこともしばしば。

足元もチャーミング

最近のサロン風景

そんな「年齢不詳な人々」といえど、私たちがまだ30代前半だった時とは施術中の話題も変わってきました。最近は「今日のネイルは間違いなく可愛いく仕上がってるのはわかるけどアートが細かすぎて見えない」と言って指を遠ざけてみたり「ついに例のメガネをゲットした」「昔は冷え性だったのに最近は暑がりなのよ」「健康診断で引っかかった」などなど女性特有の体調の変化や健康に関する話題がのぼるように。なんとまだ40代なのに「孫ができた」みたいな話題まで飛び出すようになりました。「出会った頃は小学生だった〇〇くんに子供が産まれたの?!?!」と過ぎ去りし時間の長さを改めて感じます。逆も然りで、当時小学生だった私の息子が半ズボンで「ママただいま」と学校から帰宅してサロンに顔を出していたのですが、そんな息子も去年成人式を迎え、当時を知っているお客さまに「え?!?!?あの半ズボンだった息子くんが?!?!」とエモい顔で言われたりもしました。そういうニュースを伝え合う私たちを、まるで親戚のおばちゃん達の集いのようなエモい空気が包み込むことも多くなりました。もちろん私と同年代や若いお客様もいらっしゃいますが、ここ5年ほどは新規のお客さま枠はお休みしているので、今おつきあいのある方は必然的に長く担当させていただいている方ばかりです。なので「エモ現象」は年齢問わず全体的に巻き起こっていて面白いです。

そんな日々の中10周年を迎える前後あたりから、そういえば今まで周年記念とかやった事ないからいつか「そういう何か」ができたらいいなあと時々考えたりするようになりました。気がつけば40代。いつかうっかりRG(うちのサロンではROUGANとは呼びません。大好きなGRというカメラの名前を逆転させました。呼称は愛着と文化です)になってネイルを辞めざるを得ない日が来る。RGで辞める前に何かやっておきたい。
けど、パーティーとかだと挨拶しないといけないから嫌だなあーって思ったり(人が多いのも苦手です)いまいち良き案が浮かばす。
私は10代の頃からカメラが大好きだったから、お客さまのネイル写真もずっと撮り続けていたのでそれを整理してネイルアルバムみたいなものを作ってもいいかなあとも思ったけど、いまいちこれもしっくりこない。もっとこう、うちのサロンらしくて面白くて楽しいものが無いかとひたすら「ひらめき待ち」の数年。(長い)
そしてとうとう「ひらめきの日」は唐突にやってきました。

まいちゃんの温度が上がった日

まいちゃん。というお客さまがいます。自宅サロンだった時からのお付き合いで私より少し年上。お料理上手でお酒が大好きでオシャレ。気になった事があると誰にいうでもなくサラリと軽やかに飛び込む爽やかな風のようなところがあって、全く自分を飾らないし思ったことをそのまま口に出せる強さもある天秤座の女性です。天秤座らしく爽やかに風のように毒も吐きます。後腐れなし。すべて風。すてき。

まいちゃんのネイルケア

そんなまいちゃんの手の温度がいつもと違うなあと思った時期がありました。厳密には手の温度というか空気感の温度というか。何か今までと違うぞ?という違和感みたいな。
私の場合「気になったからすぐ言う」という事はあまり無くて例えて言うなら私の中の「まいちゃん観察日記」にさらっと「ふたばの芽がついてた」みたいなノリで自動的に「温度変化」とメモされるみたいな感じです。これは人間観察が趣味というよりも「アートサンプル無し、カラーサンプル無し」なサロンなので「どんなものをお勧めしたらいいかなあ」という部分の材料を集めていたら自然と観察する様になってた。みたいな感じに近いかもしれません。朝顔を観察しているうちに水を欲しがる様子がわかるようになった。みたいなのと似てる気がしてます。わたしのまいちゃん観察日記はその日、自動更新されました。
そんなふうに空気感が少し変わった様子だったまいちゃんが、ある日「最近BTSにはまった」と教えてくれました。これまで男性グループやアイドルにはまった事なんか聞いた事がなかったから「へえーーめずらしい!」と思ったけれど。よく考えたら中学時代にBACK-TICKが好きだったって聞いたことあったなあと。私も中高の時はXやhideが好きで、九州から夜行バスに乗って東京や大阪のライブに遠征するほどの推し活ぶりだったので「黒いジャンルが好きだった人は推しができると熱狂度が高い」という偏見に満ちた「ももこデータ」があります。熱狂度が高いというか「ハマり方を知ってる」という方が正しいかもしれないけど。まいちゃんもそうなら、これからすごい勢いで推し活が始まるんだろうなあと。
余談ですが嵐が解散した後BTSにハマる人が増えたように感じて、一時期BTSのプロモーションを観察していた時期があったのですがすごい構造でした。まいちゃんがその構造にどういう風にハマって行ったのかをインタビューして検証する楽しみも増えた日でもありました。

BTSと24番

まいちゃんがBTSにハマってから3ヶ月ほど経ったある日。ネイルの時間に、最近職場とか周りの会話で「更年期かも」という話題が出る事がある。とか、どんな変化があるのか。みたいな話題になりました。そしたらまいちゃんが「私BTSにハマってからそういう、これって更年期かな?みたいな諸症状が全部なくなった」と。そして「24番はしばらく必要なくなった」と言いました。え?どういうこと?無くなったってなに?っていうか24番ってなに?!?!ずっとネイル作業に向けられていた意識と視線が一気にまいちゃんの顔に引き寄せられて、うっかり私の手元もお留守に。よくよく聞いてみると寝つきが悪くなったり、やっと寝ても夜中に目が覚めたりその他にもちょこちょこと「これは更年期かも」という症状があったけど、BTSにハマってから気がついたらそれらが全て無くなってたらしい。(小森のおばちゃまとジェームスディーンのエピソードみたいやん…)そしてまだ続くBTS効果。(ここからは敬意を込めてBTSのファンである人。をアーミーと呼ぶことにします。呼称は愛着であり文化なので)まずは「アーミーになってから部屋が綺麗になった」。これは私が「お花効果」と呼んできる現象と同じで「せっかく部屋に綺麗な花を飾っても散らかってたら花の綺麗さ台無し。片付けよう!」ってなる現象です。それがBTSでも同じ効果が。なるほど。写真集をみるときもライブ映像をみる時も「まずは空間から。」になったまいちゃん。そして極め付けは「アーミーになってから3ヶ月で10kg痩せた」という報告。またこれはなんと…。ついでに勤めている会社の上司に「なんでこんな大事な日に休まないの!!!」と、BTSのライブストリーミングのチケット発売日に出勤してたら怒られた。というエピソードもあり。(この現象にも名前をつけたい…)それらを風のように話すアーミー。
しばらくは、なにそれ!!と、わちゃわちゃしていましたが、ふと「ん?24番ってなんなの?」と我にかえる。尋ねてみると、24番とは病院で処方されるツムラ漢方薬の番号なんだそうな。主に更年期症状に処方される漢方薬らしいけど、妊娠、産後を含む女性ホルモン関連の不調にも処方されるらしい。え?じゃあBTSはまいちゃんの24番ってことになるやん?あなた方は私の24番ですってファンレター書きなよ!(今の時代もファンレターというものが存在するのかは謎ですが)と、またわちゃわちゃ。
この話を聞いてから、私の中に「サロンのみんなにも、もしかしたら色々な24番があるのかも…」という問いが生まれて、その日からサロン内で「この人の24番はなんだろうか」という観察の視点がプラスされました。
まいちゃんには「ねえ。私の24番っていうコラム書いてもいい?」と打診。「いいよ〜」といつもの風のような返事が返ってきました。心広い。

みんなの24番

24番の観察。を始めてしばらく経つと色々な情報が集まってきました。観察だけではなく、時々具体的に話を聞いたり。そうこうしているうちに「あ。これ、コラムだけじゃ表現しきれないな」と、思うようになってきました。観察当初は「更年期」という文脈だったのが、案外いろんな年代の人に処方されている事もわかってきて、しかもみんなの「24番」がバラエティ豊か。もっと「広義な意味での24番」があるな。と、感じるように。日々の「女性ホルモン」のああだこうだの隙間をするりとくぐり抜けて、日々の営みの中に表出してくるみんなの24番。私が思う「24番」の輪郭が少しずつ浮き彫りになってきました。
BTSのくだりだけ見ると「推し活」と同類になりそうだけど、私が感じた「みんなの24番」は少し違います。
あらためてそもそもの24番である加味逍遥散(かみしょうようさん)の説明を見てみるとこう書いてありました。

気の巡りが悪くなり、ガスが充満したように爆発することを化火(かか)といいますが、その火によって、頭痛やめまい、ニキビ、高血圧など様々な症状を引き起こすと考えます。

逍遥(しょうよう)とは気ままに散歩させるという意味で、気ままに散歩させてくれるようにリラックスさせてくれるような漢方薬になります。

漢方専門 後楽堂

どちらかと言うと非日常に触れて高揚したり、ストレスを発散するでもなく、ブーストするでもない。もっと根本的にゆっくりと「気ままに散歩させるように」日常を心地よくその人らしく過ごせるサポートをするもの。という感じです。私が「みんなの24番」に見出したものも、そういうイメージに近いなと思いました。好きすぎて日常の時間を24番に費やし過ぎてしまったり、ぐわっと気持ちが上がるような感じでも無く、もっと日々の営みの中に無理なく成り立っている雰囲気です。でもちゃんとそれぞれのユニークさと個性と楽観さが潜んでいるように感じました。
なにより24番の向こう側に女性のたくましさや可愛らしさやあきらめの悪さや潔さ…。言葉では言い表す事ができない「ひかり」のようなものを感じます。
綺麗なひかりというよりも、例えると子供の頃から持っているやんちゃさ。みたいなものをはらんだひかり。な気もするけど。

これは本当に文章だけでの表現では無理だな。と、思った時に「あ。写真集を作ろう!」とひらめいたのです。
日常の中での言葉では掬い上げられないものも写真なら表現が可能かもしれない。そしてそもそも「フォトグラフ(写真)」とは直訳すると「光の記録」です。うってつけではないか。実際にファインダーを覗かないと見えない「光」や「影」があります。私たちの「目」はよく出来ていて極端に眩しくならないように。逆に暗がりでも目が馴染むような調整機能があるらしい。(脳の機能でもある)
けど、カメラやレンズは物体なのでそれがない。
だからある意味良くも悪くもすごくシビアに光に反応したりしなかったりします。カメラやレンズ内でひかりが反射して「ちいさなひかり」を生み出したりもします。そう言うところがすごく好きだし難しいところでもある。カメラも私にとっては「できあがりの読めなさ」があって、愛着があるんだなという事にも改めて気がつきました。いつも想像を超えてくるお客様たちとの共通点でもあるなあと。
よし。みんなとみんなの24番の写真を撮ろう。そして「わたしの24番」というささやかな写真集を作ろう。

ひかりの記録

マイルストーン

「周年記念的な何か」としてうちのサロンらしい面白いことを。と、思っていたけれど、24番を辿って行った先に「私たちの人生の中のマイルストーン的なもの」として作った方がしっくりくるな。という結論になりました。私が14年ネイルサロンを続けたことでもなく、うちのネイルを選び続けてくれてありがとうでもなく(これはすごくある)、私が「いちばん」伝えたかったのは「人生の中での時間を一部分だけど共有できたこと」と「一緒に歳を重ねることができたこと」へのありがとうかもしれません。
そしてその時間の中ですごくたくさんのちいさな物語を見せてもらえた事と、女性として歳を重ねることは楽しいことだといつも思えたこと。それが私が貰った「豊かさ」でした。
写真集という「物理的な形」にする事で、いつもは目に見えなかった「人生の時間」も「重なる紙」からイメージとして改めて感じてもらえるかもしれないな。とも思っています。
歳を重ねる楽しさと豊かさと時間(人生とも言える)。24番の観察から写真集のコンセプトができるまでの中で「これを伝えたかったんだな」「これを作りたかったんだな」が、意図せずはっきりと浮き彫りになったのでした。

うちのサロンのコンセプトは「指先から肯定感を」で、始まりました。自分の爪を見て「私の手って結構かわいいな」と思ってもらいたいなという気持ちからです。
誰かからの肯定を求めるよりも、まずは「私だけが私の指先の美しさを知っている」「可愛らしさを知っている」という気持ちを持てたらいいなと。
そしてこれは私の原体験が元になっています。文章で読むとささやかな事に思えるかもしれないけど、私にとって自分の一部を美しいと思えた経験はとてもパワフルで人生が変わってしまうほどのものでした。
私が肯定するのではなく、ネイルと言う手段を使って「素敵さ」を見えやすくするだけ。すこしでもお客さま自身でネイルを通して「そういうなにか」を感じてもらえるような「キッカケ」を作れる場所でありたい。という意味でサロンの名前が「キッカ」でした。
24番でいきついた「ひかり」も、似たような部分なのかもしれないです。

そして「わたしの24番」を持ってるお客さまたちは、確かに「私だけの楽しみ」を持っていて知っているように感じました。いい意味で「誰の肯定も必要としない領域」を持っているんだなあと。でも「そこ」は閉じられていない。逆にそこから広がりやつながりが生まれているように感じられます。「自分で潤すことができる」のような事の「源泉」かもしれません。

これから写真を撮り始めてからのプロセスの中で、色々な気づきや新たに見えてくる事や違和感や問い。色々出てくると思うけど、カメラを通してわたしなりの答えを見つけて行きたいし、プロセス自体を楽しみたいとおもいます。

今年は「NO.24/わたしの24番」という、これまでのわたしたち。のマイルストーンを作って、またそこから何がみえるのか。な未知な部分も楽しみです。
「わたしたち」と言うのは、私とお客さまだけでは無く「色々な人の中にもあるわたしたち」になり得るような気もしています。

どこにでもありそうな、ここだけの風景

さいごに

このnoteは「お客さまや友人に、ひとりひとりこの全貌をお話しするのは大変だな〜」と思ったので、一旦noteにまとめて「読んでください〜」とURLを送らせてもらおう。という理由で書きはじめました。だけど書き進めるうちに、書く前には気がついてなかったことが自然に繋がっていったりまだ見えてなかった答えがみつかったりして予定より随分長い文章になってしまいました。ごめんなさい笑
現在6名ほどに撮影をお願いしていますが、まだまだ色々な24番を探しています。「わたしこんな24番あるよ」とか「24番かどうかはわからないけどこういう楽しみがあるよ」などあったらささやかな事でも、よかったら是非聞かせてください。
私のサロンのお客さまだけではなく、私と繋がってくれている方はどなたでも!広義な意味でも色々撮りたいので関西関東あたりまで足を伸ばせたらなと思っています。年齢も不問です。
(LINEや各種DMどこからでも大丈夫です)

そしてこの写真集は、撮影、構成、現像、プリント、製本まで全部私が手作業で仕上げて「1冊だけ」の写真集になる予定でした。そしたら「私も欲しい!」と撮影をお願いしている方々からの要望があったので、ご希望の方には後日ワークショップに参加していただく事にしました。プリントまでを私が準備するので最後の「製本」をご自分でやっていただきます。
みんなそれぞれオリジナルです。そして「お手伝いするよ」と言ってくれる方々にもありがたく力を借りながら進めて行くことにしました。
まだ、具体的なことは決まっていませんが今のところそういう予定でおります!

出来上がるまでのプロセスは、時々ここに残していきたいと思っています。(たぶん笑)

では最後まで(途中まででも笑)お読みいただきありがとうございました!

2023/0305 ももこ

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