見出し画像

桜とコーヒーとわたし

コップに入ったコーヒーがなくなる瞬間、名残惜しい気持ちになる。

コーヒー時間が幸せすぎて、少しでも長くその時間を堪能したい。
一方で、コーヒーは冷めると味が変わってしまう。
おいしいうちに飲み切りたいからこそ、別れの瞬間は自分で決めなければならない。

味わえば味わうほど、最後のひとくちが物悲しい。

コーヒーがなくなりそうなときと桜を見ているときの気持ちは似ている。
大好きでずっとに一緒にいたいけど、別れが近いもの。
わたしのそばからいなくなる瞬間を考えなければならないもの。

今年の桜は遅咲きだったのもあって、
つぼみのときから毎日桜を眺めていた。

美しさに感動する気持ちよりも、切なさが勝ってしまう。寂しいな。
私も、桜の木のように前に進まないとだね。


桜の花びらを地面に落ちる前につかむと幸せになれるんだって。

この記事が参加している募集

いつも読んでくださって、ありがとうございます。いただいたサポートは、クリエイターとしての活動費に使わせていただきます。