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批判しない子育てーオードリー・タンのようにはなれないけれど。

現在、AudibleでオードリータンのデジタルとAIの未来を語る、を聴き読中です。
我が子は99%、彼のようにIQ180 もなければ、私は彼の両親のように高邁でアカデミックな親では残念ながらないけれど、彼の両親の考え方は参考になります。

彼によると。
父親はクリティカルシンキングで、母親はクリエイティブシンキングであった。そして子供の探求心を押さえつけてはならない、という考えが常にあったとのこと。

父親のクリティカルシンキング

父は読書家でソクラテス式問答法で無知を自覚させることで真理を導く方法で対話、子供を批判せず、何の概念も植え付けようとしなかった
あるとすれば「誰からも概念を植え付けられるな」=クリティカルシンキング。
自分の思考に対し証拠に基づき論理的かつ偏りなくとらえるとともに推論過程を意識的に吟味する、物事をクリアにとらえる。
標準的な答えなど存在しない。
標準的な答えに見えるものは、いくつかの前提条件がある場合のみ有効であり、前提条件が変わったのにいつまでも古い考えにこだわるのはクリティカルシンキングではない。

デジタルとAIを語る

常に、その考えに矛盾する点はないか、異なる事実はないか、と疑い、多角的に物事を捉える、ロジカルシンキングの発展形の考え方。
ちなみに私は、「無知の知」という言葉は大好きです。
そして、このお父さんと考え方はとても好きで、自分の心底にあるものです。
一方向のみの情報に捉われるな、発言者の背景を推察せよ、と思っていますし、これは子供に伝えたいことです。
だからこそ、『色々な環境、考えに触れられる体験させて』あげたいと思っています

母親のクリエイティブシンキング


既存の型や分類にとらわれない自分の方向性をみつけていく
自分の考えがたとえ個人的であっても、言語で表現できれば、同じ考えを持った人に巡り合うことができる
するとその個人的な考えは公共性のある考えになり、皆がどうすればより良い生活になるかを考えるきっかけになる。アドボカシーに発展する。

これは目からウロコでした。
是非とも取り入れたい考え方。自分の意見をまずは表明すること、存在を示すこと、個人から公共にすること。社会とかかわっていくこと。
自分でも実践していきたい考え方です。

そして。
前々から子供に教えたい学問、自分が今後も勉強していきたいものとして①数学 ②哲学、がありましたが、やはり③言語、表現、というのも大事なので、改めて思いました。

彼らはデジタルネイティブです。
彼らに適合した言語、表現というものを一緒に考え、学び、学ばせていきたいなと思いました。

まだまだ読書の途中ですが、色々学べるいい本です。
書籍でも買おうかな♪


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