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「面倒くさい」「集中できない」を克服する

こんにちは。ひすとりです。

仕事・勉強・家事…人によって完了したいタスクがさまざまありますが、こんな状況になっていませんか?

  • 今週までに終わらせないといけないってわかっているのに、面倒くさい。

  • いざやり始めたのに、集中して完了まで続かない…。

今日は、教師時代の仕事術(勉強術):

「面倒くさいをのりこえる」「集中を続かせられる」コツ

について整理します。

この記事を書いている人:
元中学校・高校の教師。教育改革や職場改革に奔走するも、心身不調により休職→転勤→退職(イマココ)。教育についての自分の経験や考え、働き方や生き方に関する情報を発信しています。

①面倒くさい=仕事をやり始めるまでが長い

過去に学校へ復職したとき、休職する前との大きな違いがありました。

それは、よし作業を始めるぞ!と仕事をやり始めるまでの時間が長くなってしまったことです。

復帰後の体調を考慮して担任業務を外してもらったことが関係しています。

外してもらっていること自体は自分の心身の安定にとってとても重要なことだったので、大変感謝でした。しかし、その分ホームルームや面談等等の業務の時間が取られないことで、かえって時間がたくさんあるように錯覚し、結果やり始めるまでが少し遅くなってしまうのではないかと考えています。

これは心理学的にも実際に証明されている法則の1つだそうで、人間は時間があればあるほど今やるべき業務を時間いっぱいでやると言う法則があるそうです。

つまり、私が「面倒くさい」と感じた心理的背景には、

まだもう少し時間があるし、全て完了するにはアレコレ必要だし、やり始めたくないなぁ〜

という具体的な気持ちが隠れていたというわけですね。

▶︎ではどうするのか?

ではどうすれば、以上の2つの問題を乗り越えられるのでしょうか?

私は、普段子供たちに指導するときに伝えていたアドバイスを自分でも実践してみることにしました。

その方法とは‥

1分でできる作業を決めることです。

この方法を採用した理由としては、人間の脳は、やる気が出てくるのをいくら持ったとしてもやる気と言うものは出てくるものではなく、何か行動が始まることによってやる気が出てくると言う性質があるからです。

つまりやり始めを克服しさえすれば、少なくとも少しの間作業が進む事は保証されているのですね。

実際にやってみると1分間ですぐ終わるなんて事は、逆に作業が途中すぎて気持ち悪くなってしまうことがほとんどなので、1分どころか10分ぐらいは集中してできる。

下手したらそのまま1時間波に乗るなんてこともありました。


②始まった仕事の集中力も続かない問題

さて、そんな状況を乗り越えてよっしゃやるぞとやってみたものの、
想像以上に集中力が落ちていることにも気が付きました。

これは休職中に、あまり残りの時間など気にせず、心のままに過ごしていたため、締め切りに間に合うように集中力を高めて何かを作業するという状況に不慣れになっているのが原因だと考えました。

▶︎ではどうするのか?

さてここでも子供たちにアドバイスしていた方法を自分でも実践することにしてみました。

その方法とは、

ポモドーロテクニックです。

タイマーを使用し、一般的には25分の作業と短い休息で作業時間と休息時間を分割する。1セットを「ポモドーロ」と呼ぶ。これはイタリア語で「トマト」を意味する言葉で、シリロが大学生時代にトマト型のキッチンタイマーを使用していたことにちなむ。

これは、人間の脳が平均して30分程度の集中力しか持たないと言うところから考案された、集中力持続のテクニックだそうです。

一般的に、集中力が続く人のイメージとして、1時間も2時間もずっと集中していられる人と言う感覚があるかもしれません。

しかし実際には、より脳の機能に即した集中力の続け方があります。

長時間の一本での集中ではなく、細切れに集中する時間と休憩を入れて結果としては総合で作業時間が長く持つことができる。

これが戦略的で効率的な集中力の持たせ方なのです。

まとめ

①やり始めのハードルを下げるために1分間から始めてみること。

そしてまずは1分で本当に切るっていうことが大事です。もし「何時間もらないとな」と心の中で決めつつ、1分だけのタイマーをかけるのは、結局自分に嘘をつくことにつながります。結局面倒くさくなることが多いです。

②やり始めの壁を突破できたら、ポモドーロテクニックを使って集中力を持続することにしていきます。


全国のやる気が出ない協会のなかまのみなさん!笑
今週も折り返しです。少しずつ頑張っていきましょう♪


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