絵が苦手な私でも、授業中の落書きが楽しかった

中高の授業で暇な時、何してましたか?携帯やパソコンを使うわけにいかないので、自ずとできることは決まってきますよね。睡眠なりお喋りなり……

本日5限、フランス語の授業でどうしても集中できなかった私は、唐突に思い出しました。「私、絵下手だし嫌いだけど、落書きしてたわ…」

絵が下手で嫌いなやつの落書きとはどんなものかといえば、こんなのです。

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3×3×3のキューブの集まりを描いて、そこから適当なキューブを抜き取ったらどうなるか考えて線を消したり書き足したりする。

ってだけ。でもなんだか楽しくて、5×5×5にしたりしてよくやってました。

多分これは結構友達に影響されています。周りでも、あくまで暇つぶしで、27×27×27バージョンの大作を定規とカラーボールペンで仕上げていた人とか、2の階乗を永遠と書いてた人とか、指10本で1024まで数えるのを極めてた人とかいました。そういえば。

今は大学生、しかもオンライン授業ということで、暇つぶしをしようと思えばTwitterもインスタもネットサーフィンもできちゃいます。というかやっちゃいます。

時間を無駄にしないで、情報をインプットしてる!といえば聞こえはいい。いいけど、制約があった中高生時代の時の方が、周りを見たり色々考えたりして、オリジナル&アナログの楽しみ方を見つけていたなあと思いました。


選択肢が増えた分、「暇のつぶし方」を考える余地がじわじわ削られていて、与えられるものを口を開けて待つだけになってしまっているのかもしれない。頭に負荷がかからないから、暇つぶしが暇じゃない時間にも侵食してくるのかもしれない。と考えると、ちょっと怖い。


ま、授業でくらい集中力を保てというのはごもっともなんですけどね。でもこの落書き、その後割と役に立ったんですよ。主に塾の生徒が数学飽きちゃった!って時に。


それじゃあ、また。


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