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淡路島移住生活のリア16 "農”を通じた持続的社会実現③

 "コンポスト”と”ウッドチップ”

アースバックハウスの、そして農作物の天然肥料。
生成方法や用途に微差はあるものの、同じ”土”

自宅でも生成することができるとのこと。

それぞれ特徴を簡単に解説。

■コンポスト
生ごみ、段ボール、紙類を交互に集積。
次第に下部から土に変化し、堆積され、良質な土に変化する過程。
上部に炭素素材を配置することで脱臭効果。

自然堆積の場合、世界だと1,000年に1センチ。
日本だと100年に1センチ。
それを人工的に行う手法。

参考に、土は黒いほど良質であり、白っぽさがある段階では肥料として不十分。
確かに畑の土は黒か茶色であり、道路の土は白やベージュ。
水分量も柔らかさと硬さも雲泥の差。

■ウッドチップ
名前の通り、廃材となる木片を集積。
次第にこちらも土へ変化して山のように堆積される良質な土壌。
雪でいうとパウダースノーのようなフワフワな手触り。
中心部に行くほどに高まるとの温度。(中心部は最大70℃)

発酵して生成されるのが放線菌。
地域独特の土壌の匂いのある菌。
抗生物質の元でもある大切な要素。

雑菌⇔良質な菌が共生。
地域毎に成分も匂いも異なり、その土地の放線菌で育まれる農作物が、その地域の方々の身体に最もマッチするとのこと。

地産地消が理にかなっている所以。

尚、抗生物質は一見身体によく思えても、雑菌+良質な菌への殺傷能力もあり、人間本来の断食によるデトックスなどでの治癒力の方が本来は合理的。

以上が全ての生命の源であり、還る所でもある土を巡る話。

次はその2つの土を使った農作物の育て方。
そしてレイズドベッドという昔ながらの知恵を生かした食物育成の秘訣と石の秘密に迫る。

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