よしだ

もはや司書であることはなんの関係もないnote

よしだ

もはや司書であることはなんの関係もないnote

最近の記事

凡であることを受け入れる苦痛

自分が特別な存在ではないことなんてわかっているつもりだし、自分の代わりなんていくらでもいるというのも、嫌というほど理解しているつもりでいる しかし心のどこか奥底で「自分にはまだ見ぬ才能が眠っている」だとか「どこかに自分だけを必要としてくれる人がいる」と思っている 例えば、今勤めている仕事をクビになったら、もうなにもかも投げ捨てて自分のことを誰も知らないような土地へ行き、細々と趣味の延長のような仕事をして静かに暮らしたい みたいな、ほぼ妄想に近い考えがあるが、おそらくそれを実行

    • つぶやき…!?もしかしてお前…Twitterの素質があるんじゃないか…??

      • 記事の終わらせ方

        毎回言いたいことがあるから記事を書いているんだけど、どうやって終わらせればいいのかわからない 「Aについてこう思っています」というのを言いたい時、端的に書こうとしたら「これがこうです!」で終わる。8文字。 コントや漫才のようにオチをつけたくもなるけど、そもそもが面白いテーマでもないから笑えるネタに繋げられるわけでもなく… 結果としてなにかよくわからないことをモニョモニョ言って、終わりなのかわからないところでブツっと終わらせたりしている 今書いているこの記事だって、言いたいこと

        • いつの間にか耳が平等主義になっていた話

          私は人と会話をしている時にテレビがついていると、目の前の人の話も聞こえているし、同じくらいの音量でテレビの中の会話も聞こえている、テレビ以外の風の音や床が軋む音などの周りの環境音も全てちゃんと聞いている どうやら通常、人というものは「今はこちらの会話を優先する」という判断が働き、目の前の会話を集中して聞いて、他の雑音は意図的にボリュームを下げて聞かないようにすることができる…らしいが、自分の場合はそんなことはなく、耳に入る音なら全て平等に聞いている、差別をしない耳である

        凡であることを受け入れる苦痛

          魔法の発動はおそらく放尿の感覚に近いのではないかという考察

          ファンタジー世界での魔法は手や杖などから炎を出したり水を出したり色々出しているが、あれはどの様に出しているのだろうか 「出したい」と思っただけ(意思の力)で炎が出るのであれば、例えばこの文章のように「手から炎を出す」という文字列を読んだだけで魔法が発動してしまうのではないか、スマホ丸こげである 世のフィクションでは(たまに魔法が暴発したことによるトラブルの話はあるが)そこまで頻繁に暴発は起きていないように見えるので、意思の力以外の何かしらが関係しているように思える 某忍

          魔法の発動はおそらく放尿の感覚に近いのではないかという考察

          シュレディンガーの天才発明家

          とある村に天才発明家と呼ばれる男がいました 男はある日、1人の村人を呼び出しこう言いました 「私は【シュレディンガーの猫】を体験できる装置を作った、私がこの大きな箱に入り、外から鍵をかける、その後君がこのスイッチを押すと、ここにある7かける7マスの一つ一つに、それぞれ50%の確率で人か猫がランダムで表示される。人マスが多ければなにも起こらず私は無事、猫マスが多ければ毒ガスが噴出され、中の私は死ぬ。 しかし、その後猫マスの数の分だけ秒数が経過した後に自動蘇生装置が作動して私を蘇

          シュレディンガーの天才発明家

          かつて紙魚という魚がいた話

          紙魚(しみ)という魚を知っているだろうか 魚と言っても川や海に住んでいるのではなく、彼らは本の頁と頁の間にいた 紙魚と私の出会いは私がまだ小学生の頃である 私の祖父は難しい本を読むのが好きな人間だった 子供の頃、祖父の家に泊まりに行っては祖父の部屋にある本を適当に手に取って開いていた なにが書いてあるのか、当時は理解できなかったが、様々な本をとにかく開いて見るのが好きだった 古びた本を開くと、ところどころ文字が掠れて読めなくなっている 祖父に、この読めなくなってしまった部分

          かつて紙魚という魚がいた話

          お菓子ばばあ

          25歳になって実家を出るまで、家族と団地で暮らしていた 小学校は団地の中心にあって、友達はみんな同じ団地に住んでいる人間だった 小学校低学年の頃「家を訪ねればタダでお菓子を貰える」という通称【お菓子ばばあ】がいた それは自分が暮らしている棟から少しだけ離れた別の棟に住んでいるお婆さんで、たしか204号室とかだったと思う なんでも、お婆さんが1人で暮らしていて、小学生が訪ねてくるとポテトチップスやら飴やらのお菓子を振る舞ってくれるらしい 私はそのお婆さんを訪ねたことはないが、何

          お菓子ばばあ

          漢字廃止法案可決

          じゅうねんまえに「がいこくじんのほとんどのひとはかんじをよむことができない、これからグローバルかしていくせかいで、おおくのひとがよめないかんじをつかうことはせかいじゅうのながれとはんしている」としてかんじをつかうことがきんしされた とうじはさっかやいしゃなど、ものすごくたくさんのひとがはんたいデモをおこなったが、デモさんかしゃがつぎつぎにつかまっていくのをみたひとたちはしだいにデモをおこなわなくなっていった かんじがつかえなくなったが、カタカナはつかえるので、たんごやぶんせつ

          漢字廃止法案可決

          図書館の利用者登録と性的マイノリティ

          私が働いている地域では、登録時に性別を男性か女性かを選んでもらって登録をしている で、昨今の社会の流れ的に性別の選択肢が 男性女性の二つしかないというのはダメだろう という意見が出て来るのは当たり前だと思うし、私も選択肢はもっと多くて良いのではないかと思う が、そう簡単にはいかないのだ というのが今回書きたい話題 なにがどうしてそう簡単にいかないか 理由はいくつかあって、まず性別を追加するためにはそのシステムを開発した会社に依頼をして変更してもらう必要があるのでお金がか

          図書館の利用者登録と性的マイノリティ

          純粋(ピュア)とは無知なのか、無知とは無垢なのか

          友人たちと話していた時に 「Aちゃんはピュアで可愛いよね、なにも知らない感じであのままでいてほしいよね」 という会話になった 周りの友人らはみな概ね同意していたが、私は全く同意できなかった なぜなら私はAのことを「なにもものを知らないバカ」だと思っていたからだ 微塵も「可愛い」などという評価をしたことがなかったし、今でもそう思っている 周りの人の話をきくに 「純粋である」「社会に汚れていない」「まだなにも知らなくていいよね」等言っていて、はたして「純粋である」とはなんなのかと

          純粋(ピュア)とは無知なのか、無知とは無垢なのか

          世の中を良くしようと思えない私について考えたこと

          Twitterを眺めていて、性差による問題をなんとかしないといけないだとか、貧困を無くさないといけないだとか、政治家がどうのこうのだとか、そういう話題を見るたびになにかモヤモヤするものが胸のあたりで発生していて、これはなんなんだろうなぁと長年考えていた 仕事中にふとその原因というか、自分の精神性というか、心の有り様というものに気がついたのだが、どうやら私は 「世の中を正しくしよう」という思想、雰囲気、空気に対して拒否反応があるらしい もちろん世界が平和であってほしいし差別

          世の中を良くしようと思えない私について考えたこと

          ねぇ知ってる?

          ほとんどの司書の手取りは20万いかないんだよ さらにボーナスもないし昇給も微々たるものなんだよ

          ねぇ知ってる?

          夢を見た話

          特に目的もなく歩いていたら、いつのまにか長野県に入っていた ぶらぶら歩いてたどり着いた小さなショッピングモールみたいな建物の店員のおばさんが「ここはぎりぎり長野県なんだよ」と教えてくれた そのまま歩いているといつのまにかやたら綺麗な学校に着いた、たぶん私立校なんだろうと思った いつのまにか(夢の中だけの)知人と校舎内を歩いていると、玄関近くの空きスペースに設置してあるピアノを弾いている男子生徒がいた 以前来た時にもその男子生徒がピアノを弾いていて上手かったのを覚えていたので、

          夢を見た話

          自粛期間で暇してる小中学生におすすめしたい本

          ってタイトルだけど自分がこれ良さげ〜って思った本を紹介するだけの記事です 実際に小中学生が読んでなにかに目覚めても責任取れません取りません 哲学的な何か、あと科学とか 飲茶 著 二見文庫 哲学と科学の本 一つ一つの項目について入念に詳しく解説をしているわけではないけど、興味を持つのに丁度良い本、文章も読みやすくわかりやすく手に取りやすいと思う この本をきっかけに科学や哲学に興味持つ人が増えて欲しい 実験的経験 森博嗣 著 講談社文庫 森博嗣がやりたい放題する小説

          自粛期間で暇してる小中学生におすすめしたい本

          司書の男女比について

          「note書くネタないかなー」ってTwitterで呟いたら親切なフォロワーさんからネタ投げられたからそれについて話すよ!のコーナーです 下の画像が質問 あります。 意識する時が多いのはやはり肉体労働が一番ですが、それ以外の部分で男女差を意識するのは接客ですね、これは良くも悪くもです。 接客で男女差を意識する原因は主に二つ 1.クレーム対応時 2.児童対応時 です。 片方ずつ話していきます まず1.クレーム対応時、これはすぐに想像がつくと思いますが、対応しているのが男性

          司書の男女比について