司書の男女比について
「note書くネタないかなー」ってTwitterで呟いたら親切なフォロワーさんからネタ投げられたからそれについて話すよ!のコーナーです
下の画像が質問
あります。
意識する時が多いのはやはり肉体労働が一番ですが、それ以外の部分で男女差を意識するのは接客ですね、これは良くも悪くもです。
接客で男女差を意識する原因は主に二つ
1.クレーム対応時
2.児童対応時
です。
片方ずつ話していきます
まず1.クレーム対応時、これはすぐに想像がつくと思いますが、対応しているのが男性か女性かで明らかに利用者の態度が変わります
どちらが得をするということではなく、「男性だと強く言わない男性」や「女性だと甘くなる男性」、「男性嫌いの女性」「同性に殺意マシマシの女性」など様々なので、なんとも言えませんが一瞬で性別変えられたらなーと思うことはそれなりにあります
しつこい男性利用者はそれなりにいるので女性司書は苦労してるなと思いますし、そういう時は男性司書がカウンターに壁のように(微笑みながら)並ぶことになります
2.児童対応時
これは圧倒的に男女差を痛感します
「児童対応(担当)は女性の仕事」というわけではありませんし、私としては児童担当もやりたいのですが、当の本人というか児童からしたらやはり話しかけやすいのは圧倒的に女性です、これは誰がなんと言おうと変わらない事実だと思います(当たり前ですが、個別の例外は除きます)
また、「児童担当は女性司書がやるべき仕事である」と周りの人が(無自覚に)思っているという部分もあります
周りの人とは具体的に誰かというと、お話会のボランティアさんや児童利用者の親です
児童担当として男性が出てくると怪訝な顔をされたりすることがあります
これは私が逆の立場に立てばわからないわけでもないですが、児童へ関わる仕事で女性ではなければできない仕事というのはありません
ですので男性司書が児童担当をすることはなにも問題はないのですが、ほとんどの図書館では児童担当は女性が担当しているのではないでしょうか
少し話が逸れますが、図書館の仕事で児童担当というのは大人向けの本と比べて児童向けの本が少ないことからオマケとまでは言わないけれども、若干軽視されることがあるかと思います
しかし、児童が本を読む、本を読むことに楽しさを見出してくれるということは、未来の読者を増やすということに繋がります
本が好きだったり図書館に来るように育っている大人は乱暴な言い方ですが、なにもしなくても図書館には来るのです
なので、私は司書として子供たちにもっとたくさん本に触れる機会を作れる児童担当もやってみたいと思ってます
なんの話でしたっけ男女差の話ですね
あとは男女差を意識するのは単純に職場の空気ですね、私は初めて就職したのが図書館という圧倒的に女性が多い職場で、そこで長く働いていたのでその状況に慣れていましたが、訳あって転職をして男性が多い職業に就いたことが何回かありますが、全くの別世界でした
どちらが良くてどちらが悪いというのは無く、これは本当に人それぞれ、好みや性格などの違いによるものだと思いますが、私は男性が多い職場は致命的に肌に合いませんでした
図書館の男女差については図書館だけではないと思いますが解消しようという流れになってきています
このネタを投げてくれたフォロワーさんも言ってるように「そこまで女性が多いわけではないのでは?」となったのは図書館側が男性を雇う数を増やしているというのもあると思います
私が最初に働いた図書館は館長以外に男性は私だけという状態でしたし(その後増えました)、大学図書館で働いた時も最初は男性司書は私だけでした(こちらもその後増えましたが私が辞めました)
ただ、司書という仕事は給料が低いので男性が辞めやすいというのはあります、事実私の上司の男性司書も給料が原因で辞めた人がいます(その後戻ってきました)
給料についてはまた別の問題なのですが、そういう面もあるのでこの給料問題が良くなっていけば男性司書ももっと増えるし、それこそ個人的には男女半々の方が良いと思います
図書館は誰にでも利用できる施設です
そこで働く人が女性ばかりなために
「女性司書よりも男性司書に相談したい」
という男性利用者(結構こういう人は多いですし、気持ちはとてもわかります)を遠ざけてしまわないようにしたいです
またどんどん話が逸れていってますが、当初の質問にはなんとなく答えられたかなと思いますたぶん
男性司書は増えてますしこれからも増えて欲しいと思います、もちろん女性の司書も増えてほしいです
司書という仕事についてなにか私が答えられることがあればなんでも話したいと思いますのでぜひなんでも聞いてほしいと思います
ついでにそれをnoteを書くネタにしたいと思います
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