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生きることの根本

他の人と比較するんじゃない。いつでも自分が今よりも強くなることだけを考えなさい。

今回は、マラソンの監督、小出義雄さんの言葉である。小出さんは、高橋尚子選手をシドニーオリンピックで金メダルに導いた名監督である。小出さんは、その当時、実業団で3、4番手の選手だった高橋選手に、会うたび、「必ず世界でNO1になれる」と言い続けたそうだ。結果として、高橋選手はオリンピックで金メダルを獲得することになるので、小出監督の目は本物だったことになる。そんな小出監督の言葉について、個人的見解を述べていきたい。

人は、常に他人と比べられる。また、自分自身が他人と比べてしまう。そして、自分が他人より評価させると、元気になり、他人より劣っていると評価されると落ち込む。そのような感じで、毎日の生活を送ってしまう。そして、感情の変化が大きくなり、とても生きることがしんどくなる人もいる。

他人の評価は、一度悪く評価されると、なかなか変わらない。だから、他人の評価を挙げることばかりに、注力すると、とても疲れる。(他人中心の人生になっているため。)そんな時は、自分自身で自分ことを認め、自分を成長させることを考えるのがよい。自分の人生は、自分のためにある。自分を成長させるためにある。そして、自分自身が成長した結果、他人の評価が後になって付いてくるのだと思う。

それは、仕事や子どもの成長においても言える。仕事で成績が出ていないからといって、落ち込む必要はない。なぜ上手くいかないのかを考え、一歩を踏み出せばよい。子どもが他の子どもと比べて成績が劣るからといって、子どもにプレッシャーをかけてはならない。子どもは、成長するスピードがさまざまである。だからこそ、自分の子どもは必ず出来るようになると陰ながら子どもの成長を見守るべきだ。今までに何人も、少し学校の成績が、他の子どもより劣ることが原因で、親が子どもにプレッシャーをかけて、子どもがそのプレッシャーに耐え切れず、勉強嫌いになってしまったケースがある。非常に残念なことだ。

以上のことから、他人と自分を比較する必要はない。自分が成長するために考えて、毎日楽しく生活することこそ、最高の人生と言えるのではないだろうか?



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