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アンソロジーの仕掛け人

6月4日、日曜日の昼下がり。慌ただしくラーメンで腹を満たし、神保町の「読書人となり」へ足を運ぶ。あまり詳しくはわからないが、この場所はどうやら田畑書店、週刊読書人が関係しているらしい(誰か教えて!)。本題は「アナロジーづくり」。だれでもアナロジーがつくれると聞き、全5回シリーズの教室の門を叩いた。以前、下北沢の本屋で知り合った太田靖久さんがtwitterで告知していたことも大きい。なにせ太田さんは現役の小説家であるだけでなく、制作や編集までこなすマルチプレイヤー。彼がこの教室に関わったのならきっと面白いに違いない。そう思って休業中なのに2万5千円をすぐに投じた。もう一人の仕掛け人は株式会社田畑書店の社長、大槻慎二さん。福武書店(現ベネッセ)時代にあの「海燕」の編集に携わり、文芸とともに生きてこられた人物。「海燕」は作家の発掘に強みを持っていた。海燕新人文学賞を主催し、吉本ばななや小川洋子らを世に出したのは有名。小川さんは高校の先輩でもあり、なんだかとても親近感がわく。この二人のアンソロジーはどのように編まれるのだろうか。乞うご期待!

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