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🔔これからの🇯🇵日本のブランド管理者

これからの🇯🇵日本のブランド管理者=ブランドマネージャーがあるべき企業でのブランドマネジメントの重要性。なぜ日本企業に元気がないのか内部から。

■ 背景と課題 1990 年以降、日本のメーカーが元気を失い、保守的な製品開発や、単なるコスト低減、60 年代から80 年代の斬新なアイデアや小回りの利く開発、正直な顧客との対話姿勢が、現代は無くなってしなったため、日本の製造業が衰退し、サービスもコスト競争などで疲弊している原因を考察してみた。

1. 80 年代以前は、メーカーは常に顧客を向いて、仕事をしていたその理由はおそらく終身雇用制度で、間違っても解雇にはならないという社内制度にあったと思われる。ジョブローテがあろうとも、専門的な技術を習得し何とか顧客ユーザーのためにという信念を持って開発をしていたと思う。

2. 人間の思考の変化。団塊の世代ジュニアが最前線で活躍する 90 年代には、景気も悪くなり、就職が難しくなったため、相当に苦労して入社したため、会社にしがみつくという心理が芽生えジョブローテ移動するため、顧客のために、真剣に身を削ってまで開発を推進しようとは思わなくなった。また、出世が美徳ということが薄れ、かえって出世したらパワハラなど、かえって面倒くさいという気持ちが出てきた。

斬新な 今までにないことをするためには、最初は社内各部署をほぼ全部敵に回すようなことになるのでそれをとっぱする人材がほとんどいない。 無難に決まったことを、淡々と自分の責任だけ果たせばよいという思考になっている。社長以下役員でさえ、顧客を裏切る不正行為があろうと口をつぐんで隠蔽し、顧客を平気で裏切る始末である。

3. 2000 年代に入ってからは、さらに状況は悪くなり、90 年代入社組が上司となって、若い世代を教育指導しなければならない重要な局面で、どちらも自己保身概念が心の中に沸き起こり、会社は顧客を向いて自分はともあれ顧 客のためになんとか商品化するぞ、というような気持にならない状況となった。無難なありものを組み合わせて済ますという安直な手法となり、現場の社員や関係者が辟易として対応し、その結果、本社が悪い、本部が悪いと、内輪もめまで始まる始末となり、顧客が置き去りにされた。

4. 顧客が置き去りにされた状態で、長い時間が経つあいだに、外国の企業は、日本の 60 年代~の顧客重視した志向で商品やサービスを考え行動した結果、かつて日本の製造業やサービス業がやっていた斬新な顧客重視提供物がなくなり、日本メーカーに対する顧客からの信頼が崩壊に向かうこととなった。

5. 2000 年以降、海外メーカーが日本に進出してきて、少ないながらも日本メーカー内で、顧客志向で自己保身をも犠牲にしてまで喜ばれようとするブランドマネージャーは、その外資系企業のヘッドハンティングにあい日本メーカーを 離れて行ってしまった。ここでは、給与報酬などはあまり関係なく、優秀なブラマネは、報酬などよりも仕事を重視しているからである。一部、日本メーカーでも優秀な人材を引き留めるために、抜擢などがされたが、保守的な社風、顧客志向ではない環境の中で仕事をしていて、結局離れていっている。

■ 解決策 上記の考察は私自身が、常に顧客志向で保身は論外という姿勢で、業務を推進してきて内部で嫌というほど実体験で見てきた事実である。解決には、内部で顧客側に立って、所属する会社に対して対抗してでも成し遂げる人材がいれば理想ではあるが、実態に、そのような管理者にあったことはほとんどない。そのため、これからは外部のマーケティングファームが社内で内向き 志向であるところを、顧客志向で会社の部門など面倒でやりたくない仕事を最初は敵に回しても、顧客に寄り添う姿勢 で、商品やサービスを開発することが必要だと感じる。

企業にとって、ブランド管理者というのは、会社の中枢になる部隊で、しかもそれが失敗したなら、関係する膨大な関係者を、悩ませることになるからであるのに、やっている本人はその自覚が全くない。そうならない人材育成が日本にとって急務だと感じ、改善できなければ、外資の顧客志向マーケッター集団部隊に完敗することは明白である。これも実体験。 報酬より、やりがいを感じる人材と環境づくり改善が日本企業にとって急務であることは間違いない。

※最後に一言、私的感想。 ”たった一人の気概を持ったブランドマネージャーが会社を動かすことを雇われ社長が理解できない日本企業が心配”

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