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そのストレス解消法、本当に大丈夫ですか?

こんばんは。今日は11月並みの気温で寒かったですね。
今日はストレス解消法の落とし穴についてお話しして行きます。

下園壮太さんの著書 『自衛隊メンタル教官が教える 心の疲れをとる技術』について、ご紹介します。
下園さんは、陸上自衛隊初の心理幹部として、多くのカウンセリングを手がけており、豊富な現場経験をもとに、メンタルヘルス、カウンセリングなどの教育を行う、ストレスケアのプロ中のプロ。
僕たちはサラリーマンは、言ってしまえば精神的ストレスと闘う戦士。ストレス解消法の参考にぜひ、活用いただければと思います。

著者の下園さんによると、ムリをしがちな人に共通する行動上の特徴がある。それは、「しがみつき行為」と呼ばれます。
例えば、つらいものから一時的に逃げるための行為。男性にありがちなのが酒、タバコ、ギャンブルです。
これにしがみつく、つまり依存した状態になると、身体的にかなりの負担になってしまいます。
僕も一人暮らし時代は、仕事でストレスが溜まったとき、やけ酒みたいな感じで家で飲みながら3~4時くらいまで起きて会社に行く、みたいなことがよくありました。
ストレス解消にしては、身体への負担が大きすぎるしがみつき行為。これを断ち切ればいいと言いたいところですが、下園さんによるとストレス解消法を追加するのが良いとのこと。
ここで知っておきたいのが、静と動の2種類のストレス解消法を持つということです。
動のストレスケアとは、一時的な快楽が大きいストレスケア。
例えば、アルコール、タバコ、ギャンブル、インターネット(ゲーム、SNS)、乱れた異性関係、借金、買い物、自傷行為、暴力行為…。
これ以外にも、激しい運動をともなうジムやジョギングもここに当てはまります。
これらは、ストレス解消になるはずが、身体への負担が大きく、追い打ちをかけるように疲労がさらに溜まってしまうんです。
一方で静のストレスケアは、あまり身体に負担をかけません。
例えば、ヨガ、瞑想、読書、散歩、音楽聞く、人との会話など。
ということでオススメは、静のストレスケアを追加するということですね。
今お伝えした、動と静のストレスケアの概念は、在宅勤務や仕事に忙殺されているサラリーマンにとって、覚えておいて損はないことだと思います。
ただし、皆さん、SNSには要注意ですよ。
これは一見、身体への負担が少ない、静のストレスケアっぽいですが、実は違う。
SNSを見る機会が多くなると、精神的には一時的な快楽ですが、実は疲労がたまっている。本当のストレスケアになってないんです。
理由としては、TwitterやSNSの情報の中には、自分ではコントロールできない他人の情報が溢れているからです。
情報収集程度にはいいかもしれませんが、どっぷり浸かってしまうと劣等感を抱いてしまいかねないツールです。
逆に、定期的に友人や仲間と会話する機会を持つことは大事だと思いますよ。やはり人とのコミュニケーションが発生しているというのは、生きていく上でメチャ大事なんだなと思います。
まとめると、みなさんも静のストレス解消法をもっと大事にしていこうということです。
ネット上には色んなオンラインイベントで会話する機会もあるし、ZOOMで気軽にオンラインで飲めます。
あとは教育系のYouTubeだったり、読書だったり、自己投資に使うのはめちゃ生産的でアリだと思います。
10月に入り、僕自身が仕事漬けの毎日になってきたので、ストレスケアはしっかりやっていこうと思ったので書きました。
風邪には気をつけて良い週末を。

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