Stone決算Q2'20は月次でみると景色が違う。7月はTPVが+130%増。数年前から準備してきたソフトウェア+決済+デジタルバンキングの融合戦略が顧客にささった瞬間。BaaS(Banking-as-a-service)も好調スタート。FinTech+垂直SaaSを有望視するa16zだが、早い段階から顧客のニーズに従って同じ結論にたどり着いたブラジルのFinTech企業、引き続き勉強になるのでしっかり見ていく回(NASDAQ:STNE)
ブラジルのFinTech+SaaS企業であるStoneの決算を前回に引き続き勉強になるので詳しく見ていきます。株価は先週新高値更新。
念の為、7月のTPV(決済取扱高)の+130%増というのは、政府緊急支援策の直接の影響も大きく、それを除いても+42%増で3月後半~4月上旬をボトムに劇的にV字回復。
そういえばStoneはバフェットのバークシャー・ハサウェイの投資先でもあり、最近のバークシャーのポートフォリオからもはずされていない様子。
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