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「でないといけない」という教育が、才能のある人を潰している気がする。
人はみんな天才で生まれてくる。
頭の先からつま先まで、みんな素晴らしい。
可能性だらけだ。
赤ちゃんは前へ前へ進もうとする。
まだ立つことはできないが、手足を動かしハイハイして、とにかく前へ前へ。
子どもは、ひとつのことに夢中になる。
脇目も振らずに夢中になる。
周りからどんな雑音が聞こえようと、そんなの関係ない。
とにかく夢中に。
みんな、無意識のうちににチャレンジしてきた。
このチャレンジは「本当にやりたいこと」だったんだ。
意識はしてないが自然と体が動く。
これって「本当にやりたいこと」なんだよね。
しかし…
年齢を重ねるにつれて、だんだんその気持ちが弱まっていく。
なぜだろう?
その原因の一つに
「でないといけない」という教育が挙げられるのではないか。
こうしないといけない…失敗してはいけない…。
余計な考えが邪魔をする。
例えチャレンジしていても、心の奥にそんな雑念が…。
年齢を重ねるにつれて、だんだんその雑念が増えていく。
家では
「忘れものをしちゃダメよ」
「遅刻しちゃダメよ」
「宿題しなきゃダメよ」…
学校では
「行儀よくしなさい」
「いい子でいなさい」
「〇〇とはこういうものだ」…
こんな言葉のシャワーをよく浴びたものだ。
もちろん、生きていく上での最低限のルールは必要。
しかし、「でないといけない」が過剰になってくるとね。
「本当にやりたいこと」ではなくて、「褒められるため」にやる。
「本当にやりたいこと」ではなくて、「失敗しないこと」をやる。
「自分の目線」ではなくて「他人の目線」でやる。
これでは、その人の才能が開花しづらいよ。
僕は立ち止まってしまうときがある。
でも、昔は無意識でチャレンジしていた時期もあるんだよ。
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