短編ホラー小説37話「水泳の点呼」聞いた話

仕事の関係者Oさんから聞いた体験談。

Oさんの通っていた小学校では毎年、6月末になると水泳の授業が始まる。
一学年が集まり、授業開始と終わりには必ず教員が児童の点呼をとっていた。

ある日、いつものように授業終了の点呼をとっていると事件が起きた。
授業開始の点呼では人数がきちんと合っていたのに、終了の点呼では一人多い。
間違いだろう…と数え直すとやはり一人多い。

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